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2024年09月12日

候補者がどの政策を迅速に実行に移せるかが明確ではないことを踏まえると、拙速な判断は避けるべき

 マクロストラテジストで、ブルームバーグMLIVチームのグローバルマネジングエディター
   マーク・カドモア氏
は「政治分析から市場が得た主な教訓は、まだ8週間も先の選挙でどちらが勝つか確信するのは賢明ではないということだ」と指摘した。

 どちらの候補者がどの政策を迅速に実行に移せるかが明確ではないことを踏まえると、拙速な判断は避けるべきだと続けた。

   
posted by まねきねこ at 22:11 | 愛知 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界的な原油需要は弱まっているが、ハリケーンで油井の操業停止が何日も続けば、米国の供給はさらに引き締まる可能性

 BOKファイナンシャル・セキュリティーズのトレーディング担当シニアバイスプレジデント
   デニス・キスラー氏
は11日の相場上昇について、ハリケーンの影響で石油会社が一帯で原油生産の約25%を停止したことを受けて、ショートカバーが発生したためだと分析した。
  
 「世界的な需要は弱まっているが、ハリケーンで油井の操業停止が何日も続けば、米国の供給はさらに引き締まる可能性がある」と続けた。


ひとこと
 避難している作業員のハリケーン通過後の現場復帰と、施設の被害状況等によっても大きな影響が出てきそうだ。
  
posted by まねきねこ at 17:44 | 愛知 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が9月に50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを実施することは難しくなる

 エバコアISI
   クリシュナ・グーハ氏
は「コアインフレ率が予想を上回ったことで、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が9月に50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを実施することは難しくなるだろう」と指摘した。
 「当社は引き続き50bpで利下げを開始するのが適切な行動であり、今でもやり遂げることは可能だと考えている。しかし、その可能性は低く、結果として市場とソフトランディングへのリスクが高まっている」と続けた。
  
  
posted by まねきねこ at 10:33 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コアインフレ率が前月比で予想を上回ったことで、50bp利下げの道筋はより複雑

 プリンシパル・アセット・マネジメント
   シーマ・シャー氏
は「これは市場が望んだようなCPI統計ではない。コアインフレ率が前月比で予想を上回ったことで、50bp利下げの道筋はより複雑になった。この統計が来週の会合での政策行動を妨げるわけではないが、FOMCのタカ派はこの日のCPI統計を、インフレの最終1マイルは注意深く慎重に扱う必要があることを示す証拠として捉えるだろう。25bp利下げを既定路線とする理由は、非常に強い」と述べた。
  
   
posted by まねきねこ at 10:14 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハリス氏との米大統領選討論会でトランプトレードの巻き戻しが加速

 金融市場では11日、トランプ前米大統領のホワイトハウス返り咲きに賭ける「トランプトレード」の巻き戻しが一段と進んでいる。
 10日夜に行われた米大統領選候補者テレビ討論会を受け、トレーダーは民主党候補ハリス副大統領の選挙戦勝利の見込みが高まったとみているようだ。

 一方、欧州のグリーンエネルギー関連株の指数は上昇した。
 米民主党政権なら再生可能エネルギーへの移行により多くの資金を充てるとの思惑が背景にある。

 ただストラテジストの間からは深読みしないよう警告する声も出ている。

 討論会に対する市場の解釈を難しくしている要因の一つが8月の米消費者物価指数(CPI)で、食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが市場予想に反して加速している。
 来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げが実施される可能性が低下した。

 
posted by まねきねこ at 10:00 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゴールドマンCEOが50bp利下げなおあり得ると主張!!確率は30%台前半

   デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)
は11日、米経済専門局CNBCのインタビューで
   労働市場に弱含みの兆候
が出ているため、「労働市場のさらなる軟化を踏まえれば、50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げもあり得る」と指摘したうえ、「その確率は30%台前半だろう」と続けた。

 おそらくは25bp利下げになるだろうが、年内に2−3回の利下げが実施される可能性があるとも語った。
 ソロモン氏は5月時点で、年内の利下げはないかもしれないとの見方を示していた。

 同日公表された8月の米消費者物価指数(CPI)統計で、コア指数の前月比上昇率が予想外に加速したことを受けて、市場では9月の大幅利下げ観測がほぼ消えた。
 米金融当局者はこれまで、労働市場の悪化が続けば大幅利下げを行う考えを示唆している。

  
posted by まねきねこ at 09:43 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オープンAIが評価額1500億ドルで資金調達交渉

 対話型人工知能(AI)「ChatGPT」を開発した米国企業
   オープンAI
は1500億ドル(約21兆4000億円)の評価額で投資家から65億ドルを調達する方向で交渉中だと、この事情に詳しい複数の関係者がメディアの取材で部外秘情報を理由に匿名で明らかにした情報が市場に流れた。

 なお、新たな評価額には調達予定の資金は含まれないが、今年初めの株式公開買い付け(TOB)での評価額860億ドルを大幅に上回っている。
 この交渉がまとまれば世界で評価額が最も高いスタートアップの1社としての地位を固めることになる。

 これら関係者によると、同社はこれと並行して、複数の銀行から
   リボルビング・クレジット・ファシリティー(RCF)
の形で50億ドルの融資を受ける交渉も進めているという。

 オープンAIへの最大の出資者であるマイクロソフトも参加する方向で、アップルエヌビディアも出資を協議している。
 
   
posted by まねきねこ at 09:00 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トランプトレードが激変?

 ソーシャルメディア運営会社
   トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ
の株価は一時約18%下落した。
 また、暗号資産(仮想通貨)ビットコインも下落している。

 トランプ氏がデジタル資産産業への支持を公言していることから、ビットコインも「トランプトレード」の一つとなっている。

  
ひとこと  
 討論会で批判ばかりが目立ったトランプ候補の敗北感が広がり、トランプトレードが調整に入ったようだ。
posted by まねきねこ at 08:36 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

来週の米利下げは0.25ポイント、CPI統計でトレーダーの見解が一致

 8月の米消費者物価指数(CPI)統計で食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが予想に反して加速したことを受け、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で決定される利下げ幅は0.25ポイントにとどまるとの見方でトレーダーは一致しつつある。

 インフレ加速で0.5ポイントの大幅利下げが行われる可能性はほぼ消え、より緩やかな利下げペースになるとの見方を市場関係者は強めた。
 シティグループのエコノミストすら、今月の大幅利下げを見込んでいた大胆な予想を修正した。

 金利感応度が高い米2年債利回りは一時9.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して3.69%。10年債利回りは4bp上げて3.68%となったが、依然として昨年上期以来の低水準付近だ。

 米CPIは来週のFOMCを前に発表される経済データの中でも重要な材料だった。
 インフレと雇用に減速の兆しが表れ、2020年以来初めての利下げが行われるとの期待が強まった4月末以降、米国債は上昇を続けてきた。
 
 金利スワップ市場の動向に従うと、18日にFOMCが0.25ポイントの利下げを発表することをトレーダーらは完全に織り込み、0.5ポイントの利下げがある確率はわずかとしかみられていない。
 来年1月29日の政策発表までで見込まれる利下げ幅は合計約1.45ポイントで
   緊急会合
がある場合を除く今後4回のFOMCで0.25ポイントの利下げが2回、0.5ポイントの利下げが2回それぞれあるとの予想が示唆される。

  
posted by まねきねこ at 08:21 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハリス氏とトランプ氏の討論会での対決を5770万人が視聴

 米大統領選の民主党候補
   ハリス副大統領
と共和党候補
   トランプ前大統領
が直接対決した10日の討論会は、八つの主要テレビネットワークで5770万人が視聴した。
 トランプ氏とバイデン氏が対決した6月の討論会は視聴者数が5130万人だった。過去最も視聴された討論会は、2016年に行われたトランプ氏とヒラリー・クリントン氏の初対決で、8400万人が視聴した。

 この討論会は両候補にとって大きな試練とみられており、ハリス氏はトランプ氏が受けた
   有罪評決
やトランプ氏の個人資産に加え、女性の人工妊娠中絶の権利を認めた判決を連邦最高裁が覆したことに対して同氏が果たした役割に対して攻撃した。
 
 一方の劇場型政治家でもあるトランプ氏は、討論会を主催したABCニュースの司会者が自分の発言を事実確認したことで
   不公正な討論
になったと批判した。
(具体的でもない、意味不明の発言をしたトランプに対して確認したのは当然のことだが、喧嘩を売って視聴者の注目を浴びるための単純な思考そのものといった下衆な話だろう)

 データ調査会社サンバTV
   アシュウィン・ナビン最高経営責任者(CEO)
は視聴者数について、「有権者疲れとさえない視聴率という予想に反する」結果だったと電子メールで指摘した。

 今回の討論会は、バイデン氏のミスが目立ち2期目を務められるか疑問が浮上した2カ月余り前の大統領候補対決とは対照的なものとなった。
 民主党候補としてバイデン氏を引き継いだハリス氏の発言には、大きな失敗はなかった。
  

posted by まねきねこ at 07:36 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする