ドイツ経済は1−3月(第1四半期)にプラス成長を回復したものの製造業は引き続き低迷している。
昨年後半はゼロ成長以下だった。
独連邦統計局が15日発表した1−3月の国内総生産(GDP)は前期比0.4%増で市場予想と同じだった。
ユーロ圏内の多くの国で1−3月成長率が予想を上回り、ドイツのプラス成長は域内経済の強さを示す形となった。
ただ、ドイツ製造業の弱さは続いており、ユーロ圏経済の見通しは米中貿易戦争激化に伴うリスクにさらされている。
統計局によると、1−3月期は個人消費と建設、機器投資がGDPにプラス寄与した。
ただ、貿易は「強弱が混在した兆候」が示された。