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2020年01月04日

思惑通りに進まないのは当然ともいえる


 北朝鮮の独裁者である朝鮮労働党中央委員会委員長の
   金正恩(キム・ジョンウン)
が例年明らかにしている新年構想に、利用価値が低下し信頼性も低い韓国に向けたメッセージはなかったという。


 労働党中央委員会第7期第回全員会議の結果を伝えた「労働新聞」1日付の1万8千字の報道文には
   「北南関係」
は一度も登場しておらず、金委員長が2019年の新年の辞で、「北南関係」を10回も言及し、「前提条件なしの金剛山(クムガンサン)観光と開城(ケソン)工業団地の稼動の再開」の意思を明らかにしたものとは明らかに異なる対応だった。


 これについて韓国統一部は、「通常、党全員会議で南北関係の内容は取り上げない」と言い分けに終始した。
 新年の辞は国政関連のすべての分野について言及するが、党全員会議は情勢の核心争点に集中する傾向があると続けた。


 南北関係に関する金委員長が情勢の解決策を模索するために招集した全員会議では、「南北関係は重要な要素と捉えていないことを示した」と、元幹部関係者は指摘した。昨年2月のハノイ朝米首脳会談後、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の存在感の下落と韓国の役割に対する北朝鮮の失望感が反映されたものとの判断が背景にある。

 米国を「強盗」と非難した金委員長が今回、南北関係について言及したとすれば、強硬基調にならざるを得ないことから、むしろ“機会の窓”を閉めなかった肯定的な側面を見る必要があると指摘した。

 南北関係に関する金委員長の「綱領的指針」が公表されておらず、韓国の対応次第では南北関係の改善の余地があると次期韓国の大統領選挙に向けた発言を繰り返した。


 今年、朝鮮半島情勢の初の分水嶺は3月ごろ予定された
   米韓合同軍事演習
を実施するかどうかになる見通しで、机上訓練だけでは実戦での対応力の低下が懸念されている。

 親北朝鮮政策に邁進している韓国政府は統一部報道官論評を通じて、今日、北朝鮮が米国との対話中断を宣言しなかったことを評価する」とした。

 また、米韓両国は対話が進められる間、事実上、大規模合同軍事演習の実施を自粛していることを確認すると述べるなど北朝鮮に媚を売る見苦しい姿を晒した。

 さらに、韓国政府は朝米非核化交渉の実質的な進展とともに、南北関係の進展に向けた努力を続けていくと主張し、「南北間の軍事的信頼構築に向けた合意事項を徹底して履行していく」と付け加えた。

 韓米は昨年のキーリゾルブ演習とイーグル演習、乙支フリーダムガーディアンなど、3大合同演習を廃止している。

 ただ、合同演習の全面的な延期や中止は
   戦時作戦統制権(戦作権)
の移管の加速化を目指す韓国政府にとっては、歓迎できない側面がある。

 韓米両国は戦作権の移管に向け、今年韓国軍の
   完全運用能力(FOC)
を評価する計画も宙に浮くことになる。

 韓国政府は最近、中国とロシアが対北朝鮮制裁の緩和を促し、国連安全保障理事会に提出した決議案を肯定するなど、清朝耳朶に逆戻りした感がある。

 南北鉄道・道路の連結などを通じて南北関係を進展させる構想を検討したものの、朝米交渉の敷居がさらに高まり、思惑通りの経済支援による韓国経済の浮揚を図る戦略の破綻が背景にあり、苦悩はさらに深まっている。
            
     
   
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posted by まねきねこ at 06:00 | 愛知 ☀ | Comment(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする