20か国・地域(G20)サミットが21日、開催国のサウジアラビアを拠点にオンライン形式で開幕した。
ただ、会議に参加した米国のドナルド・トランプ大統領は途中で退席し、ゴルフに出掛けたことが明らかになった。
メディア非公開の2日間の会議の冒頭、トランプ氏はスピーチを行った。
情報筋によると新型コロナウイルスの感染拡大への自身の経済対策について
「まったくもって素晴らしい仕事」
と誇示したが成果は無いのが現実であり感染拡大の勢いは止まっていない。
ただ、世界の現状については何も語らす単なる自己顕示欲でしかない愚かさ見せただけだ。
また、別の会議出席者によると「皆さんと共に仕事をできたことは光栄であり、今後も長きにわたり共に働いていくことを楽しみにしている」と述べたという。
その後、トランプ氏はホワイトハウスを離れ、首都ワシントンから遠くないバージニア州にある自身のゴルフ場へと向かった。
ゴルフ場にはトランプ氏の応援旗を持つ支援者が複数待っており、うち1人はトランプ氏の似顔絵と「あと4年」と書いたプラカードを持っていたとメディアが伝えた。
一方では、「負けを認めろ」と促すプラカードを持って抗議する人の姿も見られた。
ひとこと
大統領を辞めれば犯罪者としての扱いになりそうだ。
逮捕を逃れるため、犯人引き渡し条約が無い国への国外逃亡を画策している可能性もあるとの報道もあり、注目だろう。