韓国系米国人の
ジョン・パク(韓国名:パク・ジョンヒョン)元ブルッキングス研究所韓国フェロー
が米国務副次官補(東アジア・太平洋担当)に任命された。
パク副次官補は韓国・北朝鮮と東アジアの政治・安全保障問題を扱ってきた情報専門家。
オバマ政権で中央情報局(CIA)と国家情報局(DNI)で韓半島(朝鮮半島)情報分析官で働き、DNI東アジア担当国家情報副分析官、CIA東アジア太平洋ミッションセンター局長などを歴任した。
オバマ大統領に伝えられる毎日の情報ブリーフィング数百件を作成し、国家安全保障会議(NSC)を支援した。
トランプ政権が発足するとすぐに辞任し、2017年からワシントンの代表的シンクタンクのブルッキングス研究所選任研究員に席を移した。
その後、東アジア政策研究センターの韓国フェローとなった。
バイデン氏の大統領当選後には政権移行チームが設けた機関検討チームの情報文化引き継ぎ委員の名簿に名前を上げた。
バイデン政権では出身のDNIやCIAへの復帰や、国務省やホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)高官として合流する可能性が議論されてきた。
パク副次官補はシンガポールでの米朝首脳会談をはじめ、トランプ大統領と
文在寅(ムン・ジェイン)大統領
が緩んだ内容で推進した北朝鮮の核交渉と対北朝鮮政策に対し批判的な立場を見せたうえ、北朝鮮の金委員長の非核化の意思に懐疑的な見方を持ってきた。
ブルッキングス研究所研究員と22日に「韓国の民主主義に垂れ込める北朝鮮の長い影」という題名で書いた寄稿文では親北朝鮮政策を最優先としてきた文在寅政権が北朝鮮との間で実現できない約束のため国内の民主主義を傷つけていると強く批判していた。
パク副次官補は、韓国の対北朝鮮ビラ禁止法に言及し、文大統領が「南北和解といういまだ果たせていない片思いのような約束」のために北朝鮮との和解を最優先課題として国民の自由を選択的に抑圧していると批判した。
また、文政権の外交政策を「下向式、個人に依存した外交政策」と指摘したうえ、高高度防衛ミサイル(THAAD)再検討や日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)離脱の威嚇行為などは韓国の政策の信頼性に疑問を持たせかねないと批判した。
もともと、パク副次官補はニューヨークのクイーンズで成長し、コルゲート大学を卒業後、コロンビア大学で米国史を専攻し博士学位を受けている。
公職に入門する前にはマンハッタンにあるハンターカレッジで米国史を教えていた。
その後、2003〜2004年にはフルブライトプログラムにより韓国の延世(ヨンセ)大学で研修した。
2011年にニューヨークタイムズに掲載されたパク副次官補の結婚記事は彼女を「マンハッタンで自身の名前を商号に掲げた洋服店を運営する父親の娘」と紹介した。
また、コルゲート大学の同窓生である夫は結婚当時、投資銀行ゴールドマンサックスのグローバル投資リサーチ部門副社長だった。
国務省東アジア太平洋局は日中韓と北朝鮮、オーストラリア、ニュージーランド、東南アジアまで担当しており東アジア太平洋担当次官補代行はソン・キム前駐韓米国大使が務めており、バイデン政権発足後に韓国系が躍進したという評価が韓国メディアから出たものの、親北朝鮮の思惑通りには事が進まないだろう。
ひとこと
トランプに媚を売って長期政権を維持してきたことなどバイデン政権の不幸を買う可能性がある。
いつまでも阿呆な忖度を繰り返す女衒官僚や腐敗政治家がい正に淘汰される醜聞が流れる可能性も出てきそうだ。
posted by まねきねこ at 19:31
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