英国では大規模な新型コロナワクチン接種計画が進行中で、これまで約500万人が接種した。
感染力が強く致死率が高い可能性が出てきた変異種の拡大が止まらない英国のジョンソン英首相とパテル内相は従来から繰り返してきた4月までには通常に戻れるとの見通しを示すことをやめた。
感染力が強く致死率が高い可能性が出てきた変異種の拡大が止まらない英国のジョンソン英首相とパテル内相は従来から繰り返してきた4月までには通常に戻れるとの見通しを示すことをやめた。
新型コロナウイルスの感染拡大予防対策として英国が実施している3度目のロックダウンは長引く様相になっている。
英国政府では制限緩和を考え始めるのは時期尚早だとして警戒感を明確にした。
英国政府では制限緩和を考え始めるのは時期尚早だとして警戒感を明確にした。
今も制限ルールを無視する人が続出しているため感染拡大を封じ込めることが一層困難になっている。
こうした感染拡大の阻止が出来ないとの懸念から、英国政府は現在の制限措置の順守を強化する方針に転換した。
こうした感染拡大の阻止が出来ないとの懸念から、英国政府は現在の制限措置の順守を強化する方針に転換した。
パテル内相は、個人宅でパーティーが開かれた場合には参加者に警察が800ポンド(約11万3000円)の罰金を新たに科すと発表した。
記者からは夏の旅行を予約していいだろうかとの質問に、現時点の助言は自宅にとどまるようにということだと内相は答えたうえ、「制限措置を解除できる時期について話す、もしくは推測することさえ今は全くもって時期尚早だ」と発言したうえ「英国は今もコロナ禍にある」と続けた。
記者からは夏の旅行を予約していいだろうかとの質問に、現時点の助言は自宅にとどまるようにということだと内相は答えたうえ、「制限措置を解除できる時期について話す、もしくは推測することさえ今は全くもって時期尚早だ」と発言したうえ「英国は今もコロナ禍にある」と続けた。
ロックダウンを夏まで続ける必要があるかとの問いに対しジョンソン首相は、その可能性を排除せず、新型コロナ変異種は「極めて感染力が強く」、英国は「間違いなく、この先数週間は厳しい状況になる」と警告しており、東京五輪開催などというお祭りごとに血道を上げ、日本国内に感染を拡大させるリスクを受け入れようとしている思考不全の日本政府の愚かさとは異なる状況にあるようだ。