米国のヘッジファンド
サバ・キャピタル・マネジメント
は、特別買収目的会社(SPAC)デジタル・ワールド・アクイジションの保有株で譲渡制限のない株式をすべて21日に売却したことを明らかにした。
同SPACがトランプ前大統領が新設するメディア企業との合併を計画していると乗っ情報を確認したため、即座に手放したという。
サバの創業者、ボアズ・ワインスティーン氏は電子メールで「サバが取るべき行動は、譲渡制限のない株式すべてを売却することだと分かっていた。その通りに行動した」と明らかにした。
また、「価値観をどう仕事に反映させるかについて、答えを見いだすのに苦労している投資家は多い。弊社には全く迷いがなかった」と続けた。
サバの発表資料によれば、同社はこれまで400を超えるSPACに投資している。
サバの発表資料によれば、同社はこれまで400を超えるSPACに投資している。
なお、デジタル・ワールド株は21日に個人投資家の熱狂的な買いを集め、357%の爆発的上昇となったことから、譲渡制限のない株式を即座に処分したことは、サバに高くついた可能性がある。
同株式は22日も猛烈な上昇を続け、190%高で売買停止となったためだ。