中国の大手企業の7−9月(第3四半期)は原材料価格の上昇と消費の不振から厳しい時期となった。
なかでも不動産、農業、電力のセクターは最悪の減益を記録する見込みだ。
上場企業4000の約4分の1が既に決算(暫定を含む)を発表した。
アナリストらは前年同期比での成長は全般的に失望的な内容になるとの見方が優勢だ。
前年同期の中国は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期の中で成長を遂げていた唯一の主要な経済大国だったが米中貿易摩擦や軍事覇権を強める傲慢さが強い逆風となっている。
企業の見通しを曇らせている要因としては、長引く半導体不足やエネルギー危機の問題もある。
習近平政権の権力集中化政策を強める中国当局によるハイテク企業への締め付けや、レバレッジ比率の高い不動産開発業者の債務危機も追い打ちをかけた。
ゴールドマン・サックスは本土上場企業の2021年の増益率予想を27%から20%に引き下げた。
中国国際金融(CICC)は、業績が予想を下回るセクターの数が予想以上となるセクター数を上回るとの見通しを示した。
posted by まねきねこ at 19:16
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