韓国の
金富謙(キム・ブギョム)首相
は9日、新型コロナウイルスの防疫に関し最近の感染急拡大を抑えるための措置を話し合う緊急関係閣僚会議を開催した。
韓国ではこれまでに60人のオミクロン株感染が確認されている。
韓国ではこれまでに60人のオミクロン株感染が確認されている。
金氏は、特別防疫点検と強化した防疫措置を実施しているにもかかわらず、今週に入って新規感染者が7000人台に急増するなど「非常に厳しい危機を迎えている」と説明し、「現在の感染拡大が続くなら、今よりもっと大きな不便、損害に耐えねばならなくなる恐れもある」と述べた。
また、感染力が強いとされる新たな
変異株「オミクロン株」
に言及し、今の危機を乗り越えて
日常回復
を継続するためには、国民が防疫規則を徹底して守ることが最も重要だと強調した。
会議では、現在の防疫状況を冷静に評価し、各官庁の現場点検で見つかった改善点を巡り議論したようだ。
ワクチンの接種完了やPCR検査の陰性を証明する
「防疫パス」
を来年2月から12〜18歳にも適用する政府の方針に反発が強まっている。
こうしたなか、これに関する議論があったかどうかにも関心が集まっている。
この会議には教育部や保健福祉部の長官、企画財政部の次官、疾病管理庁長らが出席した。
ひとこと
K防疫による抑止効果が低いことを説明すべきだろう。