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2024年09月21日

チャールズ H. ワッカー(Charles H. Wacker )米国の醸造家で慈善家 シカゴ商業クラブの一般委員会の副委員長

チャールズ・ヘンリー・ワッカー(Charles Henry Wacker )
   1856年8月29日 - 1929年10月31日
 米国の実業家、慈善家
 シカゴ商業クラブの一般委員会の副委員長を務めた。
1909年に
   フレッド・A・ブッセ市長
によってシカゴ計画委員会の委員長に任命された。
 1909年から1926年まで委員長を務め、シカゴの発展のための
   バーナム計画
を推進した。
 計画推進のために行った活動には、演説、新聞による広範な宣伝、地元の児童向け教科書として
   ワッカーズ・マニュアル・オブ・ザ・プラン・オブ・シカゴ(ウォルター・D・ムーディ著)
の出版などがある。

 ワッカーは1856年8月29日にイリノイ州シカゴで生まれた。
 父のフレデリック・ワッカーはドイツのヴュルテンベルク生まれのビール醸造家で
   ワッカー・アンド・バーク醸造・麦芽会社
を経営していた。
 チャールズ・ワッカーはレイクフォレストアカデミーを1872年に卒業した後、シュトゥットガルト大学とジュネーブ大学で学んだ。
 1880年に父の麦芽製造会社で働き始めるまで、委託工場で働いた。

 1884年に父が亡くなった後、ワッカーは醸造会社の社長になった。
 その後、マカヴォイ醸造会社の社長、シカゴハイツ土地協会、コーンエクスチェンジ国立銀行、シカゴタイトルアンドトラスト会社、サウスエレベーター会社の取締役を務めた。
 また、冷蔵機械の商業化を促進する方法に資金を提供したシカゴのビール醸造業者のコンソーシアムの一員でもあった。

 ワッカーは1893年にシカゴで開催されたコロンビアン博覧会の理事を務めた。
 1929年10月31日にウィスコンシン州レイクジェニーバの自宅で亡くなり、シカゴのグレイスランド墓地に埋葬された。
 バーナム計画の一環として建設されたワッカー・ドライブとチャールズ・H・ワッカー小学校は彼に敬意を表して名付けられた。

    
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ドイツ政府 当面はコメルツ銀の株式を追加売却しない方針

 ドイツ政府は20日、コメルツ銀行の株式をこれ以上売却しないことを決定した。
 イタリアのウニクレディトによる
   コメルツ銀行
の買収への動きには反対する姿勢を強く示した格好となった。

 ドイツ当局は声明を発表し、保有するコメルツ銀の株式について「当面は追加売却を一切行わない」と説明した。
 これには「コメルツ銀による自社株買いに関連する売却も含まれる」という。

 ウニクレディトは今月、ドイツ政府が放出したコメルツ銀株4.5%を取得し、持ち株比率を9%に引き上げた。
 これによりウニクレディトコメルツ銀の株主で2位に躍り出た。筆頭株主は引き続きドイツ政府で保有比率は12%となっている。

 ウニクレディト
   アンドレア・オーチェル最高経営責任者(CEO)
は株式取得後にコメルツ銀の買収を検討していることを明らかにした。

 声明はまた、コメルツ銀は「安定した収益性の高い金融機関」であり、同行の戦略は「独立性を重視したものとなっている」と指摘した。
   
   
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AIの道を真の意味で歩み始める前に、何か問題が起きた時の責任の所在等について、それら全てについて把握しておくことは極めて重要 

 アムステルダムで今週開催された会議
   トレードテックFX
で人工知能(AI)が
   人間による監視の必要性
を完全に排除するという点については懐疑的な声が出ている。
 会議では一方、AIにより人間のトレーダーが完全に不要になるわけではないとする参加者も複数いた。
 
 そうした参加者は、何か問題が生じた際に
   誰が責任を取るのかという疑問
を提示した。
 2019年に起きた円急騰や16年のポンド急落は、アルゴリズムのプログラムが原因とされたためだ。

 アバディーンの為替ディーラー
   トーマス・ロバーツ氏
は「そのツールを開発したのが私でない場合、何か問題が起きた時にそれは私の責任になるのか。それともコンプライアンス、またはファンドマネジャーの責任なのか。AIの道を真の意味で歩み始める前にそれら全てについて把握しておくことは極めて重要だ」と述べた。

    
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インテル株が急伸、クアルコムが過去数日に買収打診との報道

 米株式市場で半導体メーカーのインテルが急伸した。
 インテルに対してクアルコムが買収を打診したと、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が事情に詳しい匿名関係者を引用して報じたことが市場に流れた影響が出た。

 それによると、両社の話し合いは過去数日の間に持たれたという。 
 
  
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活気づく米国株にはバブルのリスクがあり、債券・金が魅力的なヘッジ手段

 バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト
   マイケル・ハートネット氏
はリポートで、米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げを受けて活気づく株式市場にはバブルのリスクがあり
   リセッション
   インフレ再加速
といった場合に備え、債券や金が魅力的なヘッジ手段になっていると述べた。

 株式市場は現在、FOMCによる追加利下げを織り込み、S&P500種株価指数に採用されている企業の増益率は来年末までに約18%を想定すると続けた。

 同氏はリスク資産にとっては好環境であり、投資家は株価上昇を追い求めざるを得ないと述べた上で、「バブルのリスク」が戻りつつあるとの警戒感を示し、債券と金の押し目買いを推奨した。

 さらに、経済のソフトランディングの可能性に備え、投資先として米国以外の株式と商品が良好な投資先だとの見方も示した。
  
  
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共和知事が「ペット食べる」発言を巡りトランプ氏を批判 

 米国オハイオ州のデワイン知事(共和党)は20日付のNYタイムズ紙電子版への寄稿で、同州で暮らすハイチからの移民が「ペットを食べている」と主張する共和党のトランプ前大統領らを批判した。
 同党の知事としては異例。「根拠のない主張を繰り返し、合法的に生活する移民を蔑視するのは悲しい」と訴えた。
 トランプ氏や共和党副大統領候補でオハイオ州選出の
   バンス上院議員
が、同州スプリングフィールド市の移民に関する虚偽の発言を拡散して以降、爆弾予告などが相次いでいる。
 デワイン氏は、衰退した市の経済が最近盛り返した要因の一つは、過去3年間にハイチからの移民が仕事に就いてくれたことだと説明した。


ひとこと
 無知で扇動的な発言を繰り返すトランプバンスの政治家としての資質が欠落している虚言癖に対し、やっとまともな批判が共和党から出た感じだ。

   
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ウォラーFRB理事が大幅利下げを支持した理由はインフレの減速

 米連邦準備制度理事会(FRB)の
   ウォラー理事
は20日、経済専門局CNBCとのインタビューで、「私がやや懸念しているのは、インフレが想定以上に軟化しつつあることだ」と話した。
 また、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で0.5ポイントの利下げを自身が支持したことについて、好ましいインフレデータが理由であり、労働市場を巡る不安ではないと述べた。

 ウォラー氏はFRBが重視するインフレ指標の個人消費支出(PCE)価格指数は、過去3カ月の伸びが年率ベースで1.8%未満にとどまったと見積もっていると明らかにした。
 当局目標の2%を下回る水準だ。

 FOMCは9月17−18両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.5ポイント引き下げることを決定。米労働市場の回復を目指した政策シフトで積極的なスタートを切った。

 景気が想定通りに進展すれば、11月と12月に開かれる今後2回の会合でそれぞれ0.25ポイントの利下げを支持する可能性が高いと続けた。

 また、「労働市場のデータが悪化する場合、あるいは誰もが想定していた以上にインフレデータが軟化し続ける場合は、より速いペースで行動する可能性もある」とし、インフレが再燃すれば、利下げを見送る要因になり得るとも付け加えた。


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アイヴァン・ハースト(Ivan Hirst) ドイツのヴォルフスブルクの単一工場から戦後の大手自動車メーカーへとフォルクスワーゲンを復活させるのに尽力した。

アイヴァン・ハースト(Ivan Hirst) 
   1916年3月1日 - 2000年3月10日
 イギリス陸軍の将校および技術者であり、ドイツのヴォルフスブルクの単一工場から戦後の大手自動車メーカーへとフォルクスワーゲンを復活させるのに尽力したことで知られる。
 ハーストはイングランドのヨークシャー州ウェスト・ライディングのサドルワースで生まれ、州境を越えたランカシャーのオールダムにあるハルム・グラマー・スクールに通った。
 彼の家族はオールダムで時計や光学部品の製造会社
   ハースト・ブラザーズ・カンパニー
を設立した。
 彼はマンチェスター大学で光学工学を学び、その後光学機器の修理を行う自分の会社を設立した。
 学生時代は大学の士官訓練部隊に所属していた。
 
 ハーストは1934年6月27日にウェリントン公連隊(領土軍)第7大隊の少尉に任官した。
 3年後に中尉に昇進した。
 第二次世界大戦勃発時には大尉であったが、 1939年10月1日に副官に任命された。

 1941年11月14日に機械工学士官として
   王立陸軍兵器部隊(RAOC)
に転属した。
 1942年10月1日の設立に伴い王立電気機械工兵隊(REME)に配属された。

 ノルマンディー上陸作戦後の期間、彼はベルギーの戦車修理施設の責任者であった。
 1945 年の夏、イギリス軍がヴォルフスブルクの町を制圧したとき、彼は同僚の
   チャールズ ラドクリフ大佐
とともにドイツに到着した。
 ロシア軍はミッテルラント運河を渡って町に工場があることをすでに発見していたものの、興味を示さなかったという。
 その後、アメリカ軍が工場を見つけたときも興味を示すこともなかった。

 イギリス軍が工場を見つけたとき、ハーストは何かがおかしいと感じ、発電所の建物からがれきを素早く片付けてみた。
 ドイツ側が、まだ稼働しているという事実を隠すためにそこに瓦礫が置かれていたことを見つけた。
 その後、ハーストは現場の離れた作業場で戦前の
   フォルクスワーゲンの試作車
を見つけ、その工場をイギリス軍の自動車生産に使用できることに気づいた。
 こうして、ハーストとラドクリフはフォルクスワーゲンの自動車事業の成功の基盤を築いた。
 機械の多くは爆撃を生き延びたうえ、さまざまな別棟に保管されていた。

 車は古い在庫品や手に入るものは何でも使って組み立てられ、多くはキューベルワーゲンの部品を使用していいた。
 1946年には工場で月に約1,000台の車が生産された。

 ハーストは、四輪駆動の 「コマンダーワゴン」の可能性に魅了され、フランスとカナダの林業に売れると確信していた。
 また、アンビ・バッド、カルマン、その他のコーチワークスによって実証されたフォルクスワーゲンのシャシーの多用途性も気に入っていた。

 イギリスの支配下にあった時代にフォルクスワーゲンが開発した最も重要な「特別」車のうちの 2 台は、「ラドクリフ ロードスター」と 4 人乗りのコンバーチブルで、どちらもルドルフ リンゲルが特注した車であった。
 ラドクリフは 2 人乗りのロードスターで、1946 年の夏の間、チャールズ ラドクリフ大佐の移動手段として使用された。
 また、4 人乗りのコンバーチブルは、アイヴァンハーストの個人用移動手段として使用された。

 カルマンは4人乗りの車の製造を依頼され、別のコーチビルダーであるヘブミュラーは2人乗りのロードスターの製造を依頼された。
 そのデザインは「ラドクリフ ロードスター」と似ており、ボンネットとサイドウィンドウは似ていた。
 しかし、後部のエンジンカバーは手作業で成形されたパネルであり、ラドクリフ版のようにフロントボンネットを改造したものではない。
 
 ハーストが所属していた王立電気機械工兵隊 (REME) とフォルクスワーゲンとの関係は、1945 年に REME の派遣隊が工場で捕獲した敵車両の修理を行った。
 その後、ウィリス MBやその他の英国陸軍車両エンジンのオーバーホールを行ったことに始まる。
 ドイツの統制委員会の英国上級駐在官であったハーストは、その年の 8 月にフォルクスワーゲン工場に到着した。

 1946年からフォルクスワーゲン工場はフォルクスワーゲンの修理と再生に重点を置くようになり、「第2 REME 補助工場」として知られるようになった。
 会社の見通しが改善するにつれて、この部隊は基本的に民間が運営するようになったものの、軍の指揮下に置かれた。
 1949年9月6日に所有権が西ドイツ政府に移ったことで、REMEとのつながりは終わった。
 それ以来、フォルクスワーゲンは第二次世界大戦の灰の中から立ち上がる際にイヴァン・ハーストと REME が果たした役割を認識している。

 今日までフォルクスワーゲンと REME の間には密接な絆が存在している。
  
 ハーストはその後、外務省ドイツ部門の産業スタッフとなり、1955年にパリの欧州経済協力機構(OEEC、1961年に経済協力開発機構(OECD)となる前)に加わるまでそこに留まり、1975年に退職した。

 彼は2000年3月10日に亡くなった(享年84歳)。
 そのわずか1か月前には、イギリスの雑誌「トップ・ギア」に登場し、ハースト少佐がフォルクスワーゲン自動車工場を復活させた経緯を明らかにしていた。
 同誌では、新型の前輪駆動、フロントエンジンのビートルを運転している写真も掲載された。
 ハーストは1940年3月28日にマージョリー・ピルキントンと結婚した。
 2人は1992年に彼女が亡くなるまで結婚生活を続けた。
 
 フォルクスワーゲンの工場からそう遠くないヴォルフスブルクの道路は、彼に敬意を表して「マヨール・ヒルスト通り」と名付けられている。

      
posted by まねきねこ at 05:30 | 愛知 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイオグラフィー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インテル株が急伸、クアルコムが過去数日に買収打診との報道

 米株式市場で半導体メーカーのインテルが急伸した。
 インテルに対してクアルコムが買収を打診したと、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が事情に詳しい匿名関係者を引用して報じたことが市場に流れた影響が出た。

 それによると、両社の話し合いは過去数日の間に持たれたという。 
 
  
posted by まねきねこ at 05:07 | 愛知 | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金利は維持したものの、預金準備率を引き上げ、住宅値上がり抑制を図る台湾中銀

 台湾の中央銀行は19日、市中銀行の
   預金準備率引き上げ
を決めた。
 不動産市場での値上がり抑制が狙いで、政策金利は16年ぶりの高水準に据え置いた。

 同中銀は四半期会合で、預金準備率の0.25ポイント引き上げを決定した。
 急激な住宅価格上昇に対応するため的を絞った措置も発表した。

 政策金利は2008年以来の高水準である2%に維持している。 
 預金準備率引き上げは2会合連続となる。
 
 不動産価格に対する中銀の懸念を裏付けるもので、政府のデータによると、人口2300万人の台湾における住宅コストは23四半期連続で上昇し、過去最長の上昇期間となっている。

 台湾中銀はまた、前回会合に続き住宅購入規定も厳格化した。
   
   
posted by まねきねこ at 04:00 | 愛知 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

邦銀への米利下げ影響は「コントロールの範囲内」(全銀協会長)

   福留朗裕会長(三井住友銀行頭取)
は19日の定例会見で、米連邦公開市場委員会(FOMC)が17−18日の会合で主要政策金利を0.5ポイント引き下げることを決めたことによる邦銀への影響について、「いずれ利下げを行うことは織り込まれていたので、コントロールの範囲内だろう」との認識を示した。

 米国でのインフレについては、徐々に沈静化しつつも、圧力は根強いものがあると指摘した。
 また、「米経済は底堅い個人消費をはじめ、基調的な強さを保ちながらソフトランディングに向かっていくと考える」と述べた。
 その上で、経済の急速悪化や再加熱のリスクも排除できないとし、「最新のデータをつぶさに観察する必要がある」と続けた。

 米利下げの日本経済への影響については、「為替はどちらかというと、円高方向に動いていくと思う」と語った。
 
 企業業績の影響について、輸出企業やインバウンド関連企業についてはマイナスに働く可能性がある一方、輸入企業などはプラスの影響が見込まれるとした。

 銀行は従来、取引先企業の政策保有株を多く抱えてきた。
 近年は資本効率改善の観点などから解消の動きが活発化している。
 トヨタ自動車は7月、大手銀行などが政策保有で持つ同社株を取得すると発表したが、こうした動きについて、福留氏は銀行にとっては
   バランスシート上の価格変動リスク
が減ることで財務健全性が向上し、取引先も経営の透明性が高まり企業価値向上の取り組みが進むと指摘した。
 その上で「銀行、発行体の両方から金融資本市場の信頼性が高まれば、内外からの日本株投資が活性化する」との期待を示した。

    
posted by まねきねこ at 03:00 | 愛知 | Comment(0) | TrackBack(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする