フジ・メディア・ホールディングス株は24日の取り引きで反発し、一時前日比7.3%高の1949円を付けた。
同社は23日、日本弁護士連合会が策定したガイドラインに準拠する
第三者委員会
の設置を決めたと発表した。
第三者委員会
の設置を決めたと発表した。
フジHD株は不安定な値動きが続いている。
前日にはタレントの中居正広氏の芸能活動引退の発表が一部で報じられると下げ幅を拡大した。
終値は前日比7.8%安だった。
調査委員会の設置を発表した17日以来、22日にかけて同社株は4日続伸していた。
前日にはタレントの中居正広氏の芸能活動引退の発表が一部で報じられると下げ幅を拡大した。
終値は前日比7.8%安だった。
調査委員会の設置を発表した17日以来、22日にかけて同社株は4日続伸していた。
第三者委は、週刊文春が報じた中居氏と女性との性的トラブルへの両社の関わりや、類似の事例の有無、事後対応などについて調査するという。
委員長は
企業などの不正調査
に携わってきた弁護士の竹内朗氏で、五味祐子氏と寺田昌弘氏の2人の弁護士が委員を務めるという。
3月末めどに調査報告書を提出する予定だ。
委員長は
企業などの不正調査
に携わってきた弁護士の竹内朗氏で、五味祐子氏と寺田昌弘氏の2人の弁護士が委員を務めるという。
3月末めどに調査報告書を提出する予定だ。
昨年12月下旬に中居氏のトラブルが雑誌により報じられ、同氏は9日に声明を出して女性との間にトラブルのあった事実を認めた。
フジテレビは同社社員が関わったとの報道に対して、
一切関与していない
とするコメントを発表している。
フジテレビは同社社員が関わったとの報道に対して、
一切関与していない
とするコメントを発表している。
フジHDは17日にも、調査委員会を立ち上げると表明していたが、指針に準拠しているか不透明だったことなどから批判が相次いだ。
トヨタ自動車や日本マクドナルドHDなどがCM放映を見合わせるなど混乱は拡大し、ようやく重い腰を上げたようで、第三者委による調査が決まった。
トヨタ自動車や日本マクドナルドHDなどがCM放映を見合わせるなど混乱は拡大し、ようやく重い腰を上げたようで、第三者委による調査が決まった。
一方、相次ぐ広告差し止めから
業績懸念
が浮上し、2028年12月に満期を迎えるフジHD債のスプレッド(上乗せ金利)は23日に、100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)を超えた。
ブルームバーグのデータによると、22日は約50bp、21日は約37bpだった。
社債スプレッドは一般的に企業の信用力に応じて変動し、信用力が低下すると拡大する。
業績懸念
が浮上し、2028年12月に満期を迎えるフジHD債のスプレッド(上乗せ金利)は23日に、100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)を超えた。
ブルームバーグのデータによると、22日は約50bp、21日は約37bpだった。
社債スプレッドは一般的に企業の信用力に応じて変動し、信用力が低下すると拡大する。
格付投資情報センター(R&I)は24日、フジHDの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更し、広告主の出稿見合わせがどこまで拡大し、期間が長引くか不透明だと指摘した。
フジHDの
金光修社長
は23日夕方、記者団の取材に応じ、社外取締役から経営陣の責任を問う声もあったと説明した。
経営責任について考えないといけないが、現時点では答えられないとした。
また、株主から取締役会開催の要請はあったとしつつ、「外から言われたからやったというつもりはない」と開催を拒否あるいは無視するような話をしたようだ。
27日にもフジテレビは会見を開いて説明するが、前回と異なりオープンな形式にすると続けた。
金光修社長
は23日夕方、記者団の取材に応じ、社外取締役から経営陣の責任を問う声もあったと説明した。
経営責任について考えないといけないが、現時点では答えられないとした。
また、株主から取締役会開催の要請はあったとしつつ、「外から言われたからやったというつもりはない」と開催を拒否あるいは無視するような話をしたようだ。
27日にもフジテレビは会見を開いて説明するが、前回と異なりオープンな形式にすると続けた。
日本民間放送連盟の
遠藤龍之介会長(フジテレビジョン副会長)
は23日午後の定例会見で、フジテレビ副会長としての立場で記者団の質問に答え、
「一番問われているのは、ガバナンスの問題だ」
と説明した。
また、相次ぐCM放映見合わせは、ガバナンスに「NOを突きつけられている」ことだとの見解を示した。
遠藤龍之介会長(フジテレビジョン副会長)
は23日午後の定例会見で、フジテレビ副会長としての立場で記者団の質問に答え、
「一番問われているのは、ガバナンスの問題だ」
と説明した。
また、相次ぐCM放映見合わせは、ガバナンスに「NOを突きつけられている」ことだとの見解を示した。
経営への影響については、
CM放映見合わせ
がどこまで広がるか未知数だとして、
年度末までの状況
を見ていく必要があると続けた。
自身の進退については、調査中だとしてコメントを控えた。
取引先などとの食事の際に女性アナウンサーが同席したことについて、「何回かそういう経験はあった」と述べた。
CM放映見合わせ
がどこまで広がるか未知数だとして、
年度末までの状況
を見ていく必要があると続けた。
自身の進退については、調査中だとしてコメントを控えた。
取引先などとの食事の際に女性アナウンサーが同席したことについて、「何回かそういう経験はあった」と述べた。
米国の投資管理会社ダルトン・インベストメンツ系のライジング・サン・マネジメント(RSM)はフジHDに2度にわたって書簡を送付しており、第三者委員会の設置を要請している。
調査と改善策の提示を求めていたほか、2度目の書簡では第三者委員会を外部専門家のみで構成するよう再度要求していた。
ひとこと
フジHDのPBRは0.42倍で、資産(連結優先)を株価で割った数字だが、解散しても株価2倍近くで配分されるということになるのだが、利用価値のある資産が劣化しない、変動しない理論的な数字であり、賠償金の支払いなどが増えたり、資産劣化が起これば話にもならず、一般的には廃業した場合の虜割などが必要にる可能性もあるだろう。
そもそも、元社員と中居氏の示談の合人の弁護士がフジメHD等との関係は合ったのかなかったのかも明らかになっていない。
ただ、オーム事件のときのTV局が内部情報を漏らしたり、誤った法律知識や極端でニッチな判例ををさも主流な如く垂れ流したり、似たりよったりの腐ったマスコミが正義論を全面に出し追求する姿もおかしなものだろう。
膿を出すならずべて出させるべきであり、放送免許に絡めば免許を停止あるいは廃止すべきであり。東証上場企業の不正であれば上場停止をすべきだろう。
当然、広告会社からの返金も増えるし、賠償金の請求も出てくるだろう。
天上大風が過ぎ去るのを待つ経営陣の姿勢では上場企業のコンプラの質の低さを疑われるだろう。
会社にとって有事であり、役員はすべて役員の職務を停止させ、社外取締に任せるのが筋だろう。
調査と改善策の提示を求めていたほか、2度目の書簡では第三者委員会を外部専門家のみで構成するよう再度要求していた。
ひとこと
フジHDのPBRは0.42倍で、資産(連結優先)を株価で割った数字だが、解散しても株価2倍近くで配分されるということになるのだが、利用価値のある資産が劣化しない、変動しない理論的な数字であり、賠償金の支払いなどが増えたり、資産劣化が起これば話にもならず、一般的には廃業した場合の虜割などが必要にる可能性もあるだろう。
そもそも、元社員と中居氏の示談の合人の弁護士がフジメHD等との関係は合ったのかなかったのかも明らかになっていない。
ただ、オーム事件のときのTV局が内部情報を漏らしたり、誤った法律知識や極端でニッチな判例ををさも主流な如く垂れ流したり、似たりよったりの腐ったマスコミが正義論を全面に出し追求する姿もおかしなものだろう。
膿を出すならずべて出させるべきであり、放送免許に絡めば免許を停止あるいは廃止すべきであり。東証上場企業の不正であれば上場停止をすべきだろう。
当然、広告会社からの返金も増えるし、賠償金の請求も出てくるだろう。
天上大風が過ぎ去るのを待つ経営陣の姿勢では上場企業のコンプラの質の低さを疑われるだろう。
会社にとって有事であり、役員はすべて役員の職務を停止させ、社外取締に任せるのが筋だろう。
中居氏だけの話ではなく、他のタレントなどや政治家、広告会社などが同様の状況で女子アナが関係していたことがあれば明らかにすべきであり、後で発覚した場合には袋叩きになるリスクを考えているのかどうか、今は沈黙のようだが、それとも、この事案以外には一切ないのか....