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2014年06月01日

シンセキ退役軍人長官をオバマ大統領が更迭

 
 米国のオバマ大統領は30日、ホワイトハウスで緊急記者会見を行い
   退役軍人病院の不祥事
をめぐる日系の
   エリック・シンセキ退役軍人長官(71)
の更迭を発表した。
 
 
 この会見に先立つ両者の会談でシンセキ氏が辞意を表明した。
 
 なお、会見ではオバマ氏は「非常に残念ながら受け入れた」と強調した。
 
 

 シンセキ氏は日系米国人として2人目の米国政府の閣僚で不祥事の組織的隠蔽の責任を取らされた。
  

 退役軍人省は28日、西部アリゾナ州フェニックスの退役軍人病院で、初診を受けるまで平均4カ月弱の待ち時間を短くみせるための隠蔽工作が行われていたことなどを認める暫定報告書を発表した。 
 
  
 
 
 エリック・シンセキ退役軍人長官はイラク戦争における運用兵力の規模を巡って
   イラクの戦後処理
には「数十万人」の米軍部隊が必要」との見解を述べ、少数精鋭論を唱えた
   ラムズフェルド国防長官
らと対立した。
 
 このためシンセキはラムズフェルドにより退任・退役に追い込まれている。
 
 
 この退任を巡って、アメリカマスコミの一部には、ラムズフェルドがアジア系の人物がアメリカ陸軍のトップであることを許さないという
   人種差別・偏見
による「解任」であるとの報道が散見された。
 
 また、通常であれば大将クラスの高位の軍人については退任・退役式典が催される。
 
 その式典に国防長官が出席することが慣例となっていたが、ラムズフェルドはシンセキの退任・退役式典を欠席した。
 
 さらに、国防長官欠席時には代理を務めることが一般的なはずの
   ポール・ウォルフォウィッツ国防副長官(当時)
も出席しないなど、最後まで日系人を差別した異例の「非礼」な扱いをとった。

 ブッシュ政権内では結局ラムズフェルドらの意見が通ったものの、イラク戦争は占領後にその計画の不備を露呈してしまい、多くの米兵やイラク市民が犠牲となり、結果的にシンセキの見解が正しかったことが証明されている。

  
 
 
ひとこと
 米国における日系人を対象にした差別的な行動や処遇は問題だ。そもそも、敵国乗降として米国籍のあった日本人を強制的に隔離した第2次世界大戦時の思考が今も根強くあるのは周知のことだろう。
 意図的に日系閣僚を辞任に追い込むために画策されたものともいえる。
 
 ラムズフェルドなど米国のエスタブリッシュメントの根底に流れるものが表面に出たものだ。
 
 
 
 
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posted by まねきねこ at 05:16 | 愛知 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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