「言霊のさきはふ国」には“特殊な”思考の枠組みがある。
IBMにシステム開発のノウハウを提供した異色の「言霊研究家」による日本文化の解説とその具体的な活用法。
著者、待望の書き下ろし。
ひとこと
言葉の持つ力は偉大だ。言葉の使い方や意味は時代とともに変化してきた。
それが「正しい」かどうかの判断は難しい。
言葉が持つ力を軽く考えるのは愚かでもある。
社会の変動はなかなか動かない。ただ、動き出したら止まるのも容易ではない。
誤った流れや破壊的な流れが起これば大きな損害や被害が生じかねない争いの時代になる。
社会秩序を作るには時間と努力がいる。しかし、壊すのはそれよりも短い期間で実現できてしまう。