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2015年03月17日

三菱ケミカルホールディングス(4188) 目標株価 810円に引き上げ。



 大和証券では16日付で、三菱ケミカルホールディングス(4188)に対する投資判断「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は610円から810円に引き上げた。

 3月11日に開催された事業説明会で、次期中期計画ではROE10%を目指すとされた。
 このことから改めて収益力重視の姿勢が確認できたことから、投資判断「2」を継続するとした。
 

 連結営業利益について、15年3月期1550億円(前期比+40.3%、会社側計画は1600億円)、16年3月期2060億円と試算した。


 15年3月期は会社側計画や同証券従来予想をやや下回ると予想している。
 ただ、主因は石化製品や原料の価格下落に伴う在庫受払損であり、あくまでも一過性の要因と指摘した。


 16年3月期に向けてはむしろ確たる増益要因になるとコメントしている。

 16年3月期は、デザインド・マテルアルズは付加価値の高い光学系フィルムやエンジニアリング・プラスチック、炭素繊維などが海外中心に拡大、世界首位のMMAも良好な需給バランスが続き、増益を見込んだ。




ひとこと

 原油価格の下落や景気回復が米国を中心として進んでいることが背景にある。高機能製品は付加価値が高く需要が拡大すれば利益は莫大に増えることとなる。
  
 また、汎用品であっても量が増えることで運転コストや維持管理料も売り上げに比較すれば広がらないため、利益は増加する。

 素材産業は景気回復の勢いが加速すれば加速するほど利益を生みやすい体質に変化していくことになる。





    
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posted by まねきねこ at 22:00 | 愛知 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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