ホンダ(7267) は2016年から英国工場で北米向け小型車を生産する。
台数は年3万〜4万台の見込みで工場の稼働率を高める。
これに先立ち、今夏にはメキシコで生産する小型SUV (多目的スポーツ車)を欧州市場に投入する。
品ぞろえの拡充で販売を下支えする。
あわせて、欧州事業統括会社の業務を日本に移して固定費を減らすなど、欧州事業の収益基盤もてこ入れすると報じられた。
ひとこと
技術の独自性があまり見られなくなり、量産車ばかりでは企業の価値は高まらない。
景気変動時には規模の大きさが逆風になりかねない。
嗜好性の高い製品で付加価値の高い製品はブランドと技術、デザインが揃う必要がある。
経済は好調・不調が繰り返されるが、薄利多売では企業規模の強さが必要となり、経済後退期には企業体力を奪われ淘汰の憂き目に遭いかねない。
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