米国連邦準備制度理事会(FRB)の
フィッシャー副議長
は1日、ニューヨークで講演、最近の金融市場の混乱や中国をめぐる不透明感が米国経済にどの程度影響を及ぼすかを判断するのは非常に困難であり、一連の動向が金融状況を根強く引き締めることになった場合、世界的な景気減速が示唆される可能性があり、そうなれば米国の成長やインフレにも影響を及ぼすであろうと述べ、米金融政策当局の今後の行動が明確でないことを示した。
しかし、ここ数年間にも同様のボラティリティが見られた期間があり、その時は景気に永続的な爪痕は残さなかったと続けた。
3月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合に関する質問には「答えることはできない」と主張し、「まったく未知である。世界は不安定であり、金融政策当局者の全員が自信を持って言えることは、この先の展開が現時点での見通しから多くの場合、外れる可能性が高いということだ」と続けた。
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