日本ペイントホールディングス(HD 4612)は新興国で自動車用塗料を増産する。
中南米ではメキシコで2017年をメドに新工場を稼働し、既存工場の拡張とあわせて約20億円を投じるという。
また、中国では上海市に新工場を新設した。
日本の塗料市場が頭打ちとなるなか、新興国の生産設備を増強すると報じられた。
ひとこと
新興国の経済発展に伴い自動車の利用が増加するとともに建築などの耐久消費財の大型物件への利用も拡大することになるだろう。
劣悪な環境でも耐えうる自動車用の塗料の利用拡大で知名度を上げれば、他の分野での利用拡大も期待できる。