米国株式市場で銃器メーカーの株価が上昇した。
前日、フロリダ州オーランドのナイトクラブで銃乱射事件が起き少なくとも50人が死亡したことを受けて、買いが優勢になったもの。
米国のスターム・ルーガーの株価は62.43ドル(前週末比+8.7%)まで買われた。
米国のスターム・ルーガーの株価は62.43ドル(前週末比+8.7%)まで買われた。
なお、一時は8.9%高と、日中ベースでは2月以来の大幅上昇となった。
また、スミス&ウェッソン・ホールディングは10%急伸して23.57ドルだった。
一時は12%値上がりし、同1月5日以降で最大の上昇となった。
米国株式市場では銃乱射事件が起きると、厳格な銃規制法が制定される可能性から、新規制の施行前に駆け込み需要が増えると投資家が考えるため、銃器製造業者の株価はこれまで上昇してきた。
ひとこと
米国の生存権ともいえる銃器の保有が権利として米国民には認められているが、保有する自由と危険のバランスが崩れてきているようだ。 日本では社会が混乱化した時代に財産や生命を守るために武器を各自が保有していた。
生存権を維持する必要があったためだ。
刀狩りや廃刀令などにより国民の間に広がった武器が国家の安定とともに取り上げられた。
視点を変えれば、米国はまだ開拓時代であり国家が安定していないともいえる考え方もある。
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