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2017年03月01日

アルベール・フレール氏 バーバリー・グループに投資


 英国のロンドン株式市場では28日、高級品メーカー、バーバリー・グループの株価が急伸した。

 ベルギーの資産家アルベール・フレール氏(Albert Frere 80歳)がバーバリー株の3%取得を開示したことに反応した。

 フレール氏は欧州を代表する巨大エネルギー・水資源産業である
   スエズ社 SUEZ
にも大きな資本的基盤を持っている金融資本家のひとり。

 また、グループ・ブリュッセル・ランバート Groupe Bruxelles Lambert(GBL)という投資企業のオーナーでもある。

 もともと、フレール氏は貧しい釘の行商人の家に生まれ、釘売りで稼いだ資金で鉄工所を買ってビジネスを発展させたといわれる。

 朝鮮戦争 Korean War(1950〜1953)で特需が起きて大儲けすると、ヨーロッパの鉄鋼業が衰退する前に素早く鉄工所を売り抜けて現金化し投資の世界に入り資産を増加させた。
  
 1980年に、GBL株を取得し、経営権を得ている。

 それまでGBLを支配していたのは、ベルギー財界の黒幕でロスチャイルド家に連なる
   レオン・ランベール男爵
        Léon Lambert(1928−1987)
だった。
 ランベール男爵の祖母がロスチャイルド家出身のZoe Lucie Betty de Rothschild(1863−1916)〕。

 フレール氏は母親から「ランプをこまめに消しなさい。我が家はロスチャイルド家と違って貧乏なんだから」と子供のころから口酸っぱく言われて育ったが、GBLの経営権を手に入れロスチャイルド系の男爵を追い落として、ベルギー財界の顔役となった。

 1994年にフレールはベルギー国王から男爵に叙せられた。

 フレールが経営権を持つGBLは、石油企業の「トタル Total SA」、環境・水資源企業の「GDFスエズ GDF Suez SA」、電力会社「イベルドロラ Iberdrola SA」を傘下に収め、欧州エネルギー利権を一手に握っている。

 更にセメント企業の大手ラファージュ(Lafarge SA)、鉱山企業イメリス(Imerys SA)、酒造会社のペルノ・リカール(Pernod Ricard SA)も支配下に置いている。
 なお、麻生グループとも関係がある(合弁会社:麻生ラファージュセメント)

 また、フレール氏はアルノーのLVMHグループの取締役会のメンバーにもなっている。

 フランスとベルギーの財界人は結び付きが深い関係にある。
 そもそも。ベルギーの首都ブリュッセルはオランダ語圏だが、19世紀にフランス富豪
   ジェームズ・ロスチャイルド()
が鉄道を通し経済的な支配を強めたことで、フランス語を使用するエリートが多い。
       

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posted by まねきねこ at 06:10 | 愛知 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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