北朝鮮は米国からシリア空襲とアフガン攻撃を通じて「言葉で終わらない」という武力示威がされており、中国からは北朝鮮が意のままにならないジレンマのもと、過去になかった圧力を受けている。
韓国のキム・ヒョンウク国立外交院教授は米国のトランプ大統領は
中国の役割論
を強調しながら北核問題の解決のために、あえて
為替操作国
の指定をしないなど、少なくないニンジンを中国に提示したと指摘し、もし北が今回、核実験やICBM発射をする場合、今後の韓半島情勢は予測できない状況に向かうリスクがあり、中国が出す
各種制裁カード
も、北朝鮮が核兵器をICBMに装着できる能力を備えれば、その効率が落ちる可能性があると分析した。