イタリア紙レプブリカとのインタビューで、 欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は最近のユーロ高についての問いに対し
ファンダメンタルズの動向
を反映しない急激な動きについては懸念していると答えた。
なお、ファンダメンタルズを見るとインフレ率は12月に若干低下したと指摘した。
ユーロは今年に入って対ドルで上昇し、約3年ぶり高値付近で推移している。
ECBは25日に金融政策を決めるが、コンスタンシオ副総裁は
「拙速な行動」
で成長の息の根を止めてはならないと指摘したうえで、同日の政策委員会では政策ガイダンス変更の可能性がほぼないことを示唆した。
現在のガイダンスは債券購入を少なくとも9月まで続け必要なら延長、政策金利は購入終了後当分引き上げないというもの。
コンスタンシオ副総裁は経済成長と目標へのインフレの動きが続けば、ECBのフォワードガイダンスの全ての要素について段階的な調整が必要だとわれわれは考えている。
ただし、これは直ちに変更するということではないと指摘した。
「拙速な行動」
で成長の息の根を止めてはならないと指摘したうえで、同日の政策委員会では政策ガイダンス変更の可能性がほぼないことを示唆した。
現在のガイダンスは債券購入を少なくとも9月まで続け必要なら延長、政策金利は購入終了後当分引き上げないというもの。
コンスタンシオ副総裁は経済成長と目標へのインフレの動きが続けば、ECBのフォワードガイダンスの全ての要素について段階的な調整が必要だとわれわれは考えている。
ただし、これは直ちに変更するということではないと指摘した。