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2018年09月29日

人権問題を捏造か?


 
 中国政府は人権問題でこれまでスウェーデンが非難してきたことに対し、中国人観光客とホテルのトラブルを持ちだし、スウェーデンへの謀略的な非難をネットを活用して広げており両国の対立が外交問題にも発展するなど激化させている。

 このトラブルを利用して中国公安部などの影響を受けた工作員がSNSを通じて中国内で拡散させ、スウェーデン側の対応に非難を集中させているようだ。

 また、スウェーデンのテレビ局が放映した番組も「中国人を侮辱」と反発を引き起こして、火に油を注いでいる。


 そもそも、この対立のきっかけは今月2日未明、チェックインの10時間も前にスウェーデン首都のストックホルムを訪れた中国人親子の旅行客3人がホテル側の措置等を拒否し、居座ったため、退去させる警察の処置を問題視したものだ。

 予約の1日前に、ホテルに到着した親子はロビーで待機することを求めたが、ホテル側は防犯措置などもあったのだろうこれを認めず、警察に出動を要請して強制退去させた。

 親子は路上で横になり暴れる様子の動画を中国のウェブサイト上で公開した。
 ただ、映像にはロビー内で腹ばいになって動こうとしない父親、倒れこむ息子、「殺人だ」「助けてくれ」と座り込みながら悲鳴を上げる母親が映っていたが路上での元気に暴れる様子とは異なり違和感を持つ映像であった。

 これを見た中国のネットユーザーからは冷静に中国人観光客の対応が問題と言った意見も当初はあったが、公安部が背後でコントロールしているのか片隅に追いやられてしまい、憤慨する声が続出するようになった。

 在スウェーデン中国大使館は「3人のうち2人は高齢者であり、1人は病気だった。警察は3人を人のいない郊外の墓地に連れて行き放置した。深夜であり気温は摂氏10度以下だった」などと非難すした。

 また、スウェーデンによる真相の確認と謝罪、警察関係者の処罰や賠償を求めるなどエスカレートさせた。


 これに対し、スウェーデン政府は
   「警察が実際に過失や違法行為をしたかどうか」
を判断するため、特別検察官を任命すると回答した。

 21日になってスウェーデン・テレビ(SVT)がコメディーショーで、このトラブルを面白おかしく放映した。
 これに対しても「中国人を侮辱している」と中国内では新たな物議を醸した。

 番組では警察官2人に両手両足を持ち上げられた中国人が
    「This is killing(これは殺人だ)」
と何度も叫ぶ当日の動画にキャスター役がその口まねをし、そのシーンに笑い声をかぶせるなどを演出して見せた。


 現地リポートに見立てたコーナーでも、女性リポーター役が
   「中国人がスウェーデンを訪れることを歓迎する」
としながら
   「歴史的建物の周囲で大便をしてはいけない」
   「あなたが犬を散歩に連れている人を見つけたとしても、彼は昼ごはんを買ってきたのではない」
などと皮肉った。


 中国メディアによると、現地の中国大使館22日、番組の内容や出演者の発言が
   中国と中国人に対する侮辱・攻撃に当たる
として、STVに強く抗議した。

 中国外交部の耿爽報道官も24日の記者会見では、中国および他のエスニックグループに対する差別、偏見、挑発に満ちており、メディアの職業倫理に完全に背離していたなど糾弾した。


 番組の制作責任者は中国側の抗議に対し
   「謝罪する意思はない」
とした上で、「中国人はユーモアとは何かを理解していない。彼らはわれわれの意図を誤解している」などと回答した。

 中国共産党政府の意のままに動く共産党機関紙の人民日報では「このような『ユーモア』をわれわれは受け入れない」との記事を出し、国営新華社通信では「傲慢(ごうまん)と偏見に満ちた荒唐な振る舞い」、国営中央テレビでは「驚くべき低品格」などと評し、一斉に反発した。

 ただ、メディア統制が厳しい中国では自由に者が言えないため、民間メディアも同調する報道が目立った。


ひとこと

 人権問題でスウェーデンから非難を受けていた中国政府の趣意返しの感がある。 
 
  
          
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posted by まねきねこ at 06:49 | 愛知 ☔ | Comment(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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