来日中のトランプ米大統領は27日、米国は貿易問題で中国と合意する準備はまだないと述べた。
大統領は安倍晋三首相との共同記者会見で、「中国は恐らく、再交渉を目指さずに貿易協定を結んでおけばよかったと考えていると思う」と語った。
「中国は合意を望んでいるが、われわれにはまだその準備がない」と言明した。
トランプ大統領は、中国製品に対する米国の関税を「極めて大幅に引き上げることは非常に簡単だ」と指摘した。
米中貿易協議は今月上旬に行き詰まり、それ以降、双方は互いを非難、大統領は巨額の追加関税を警告している。
企業が中国を去り米国や、日本を含むアジアの近隣諸国など関税のない国に事業を移しつつあるとも大統領は発言した。
それでも、米中両国が最終的に合意に至ることに楽観的な見方を示し
「将来のある時点で、中国と米国は絶対に素晴らしい貿易合意を結ぶと思う。それを待ち望んでいる」
と話した。
理由として、中国が巨額の関税を払い続けることはできないと思うからだと付け加えた。
ひとこと
巨額の関税を払い続けるのは米国の消費者だろう。