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2020年07月27日

勝者の歴史ばかりが真実ではない


 東南アジアには、欧米列国からの苛烈な植民地支配を受けてきたミャンマー、インドネシア、マレーシアなど日本に対して比較的友好な国が多い。
 中国大陸では清朝崩壊後に各地の軍閥や馬賊や匪賊などが跋扈し、社会が混沌としていた。

 中国共産党が蒋介石の国民革命軍を大陸から追い落としたのち、知識階層や地主階級の資産部衆や公開処刑などで批判勢力を一掃して権力を手に入れた毛沢東の治世では大躍進政策や文化大革命、劉少奇などとの政治闘争で1億人が虐殺されてきた。

 中国人にとっては共産党政府が体制維持のために公安の監視を徹底する中、江沢民派による反日教育の徹底で中国人の意識に刷り込まれたっ都合の良い情報が影響し、戦時中、日本が進出した国もあるのにと不可解なようだが、なぜアジアには日本に好感を持つ国があるのだろうという疑問を持つことにつながっている。


 中国メディアの網易は4日、ベトナム人が日本を
   「ますます好きになっている」
と主張した。
 その理由について分析する記事を掲載した。
 記事では第2次世界大戦後の独立は「日本のおかげ」との意識があることだと記述した。
 長らくフランスなどの植民地支配に苦しんでいたため、敗戦後の日本兵の支援が独立の助けになっったため日本に好感を持っているとしている。
 その後、革新開放政策を進めたベトナムは、日本の資金や技術力が必要だったが、日本は安価な労働力を必要としており、双方の利害が一致したと記事は分析した。

 日本のベトナムへの投資はそれほど巨額ではないが、国民が生活の向上を実感するようなプロジェクトに精を出してきたと指摘。そのため国民全体が日本に対して好感を持つようになったとしている。
 例えば、日本が工場を進出させれば雇用が生まれ、そこで「1人が働くとその村の人全員が日本好きになる」と論じた。

 このほか、稲作の改善を手助けするという投資も労力もいらない簡単な方法で、生産量が増えたベトナム人に感謝されたと指摘。これは高速道路の建設よりもずっと安く日本の好感度を上げる方法で「日本人は賢かった」と嫉妬交じりに伝えた。


 中国はベトナムへの直接投資を増加させることで存在感を高めようとしてきたが、だからといって国民が中国好きになるとは限らず、むしろ南シナ海における主権の問題などもあり、ベトナム人の反中感情は強くなっている。



ひとこと

 近代に入ってからの話ばかりだが、日本がベトナムというより安南に進出した16世紀には日本人町が数百も作られ、日本人が数万人居住していたと言われている。
 鎖国に伴いある程度は帰国したが、徳川幕府に追い詰められた廃藩浪人やキリスト教徒が多数居住していたのはフィリピンやタイ、カンボジアなどと同じだ。
 そのため、DNAを調べれば今のベトナム人の多くは日本人のDNAが流れていると考えられる。
    


    
posted by まねきねこ at 07:00 | 愛知 ☁ | Comment(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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