米国大手投資銀行のゴールドマン・サックス・グループは、最大600億ドル(約6兆2200億円)相当の資産を英国からドイツ・フランクフルトに移管するという。
英国の欧州連合(EU)離脱を控え、金融機関の間ではEU域内での事業強化の動きが進んでいる。
事情に詳しい複数の関係者によれば、ゴールドマンは年末までに400億−600億ドル相当の資産をドイツ事業に移す計画で、この事情を知る関係者らは非公開情報だとして匿名を条件にメディアの取材で語った。
移管先はフランクフルト拠点のゴールドマン・サックス・バンク・ヨーロッパSEという。
年次報告書によれば、昨年末時点での資産額は34億ユーロ(約4180億円)にとどまっていた。
ひとこと
元に戻るだけの話だろう。