インド民放NDTVは22日、中国がヒマラヤ山脈の小国ブータンの領内に約9キロ入った地点まで道路を造成、途中に集落も建設したと報じた。
衛星写真を根拠とし分析で現場は3カ国の国境地帯で、2017年に中国軍とインド軍がにらみ合ったドクラム高地の一角から東に10キロ未満という位置にある。
インドは今年、北部ラダック地方の係争地域で中国との軍事的緊張が高まっている。
ブータンはインドと緊密な関係にあり、新たな火種になりかねない状況だ。
ブータンはインドと緊密な関係にあり、新たな火種になりかねない状況だ。
この報道に対して、ブータンの駐インド大使はNDTVに「ブータンに中国の集落は存在しない」と伝えたという。