メキシコ国境での壁建設計画の成功をアピールするため、テキサス州アラモを訪問しようとした米大統領の
ドナルド・トランプ氏
は12日、ホワイトハウスで、テキサス州に向けて飛び立つ大統領専用ヘリ「マリーンワン」に乗り込む際、13日に予定されている下院での2度目となる弾劾訴追決議案の採決は
「政治史上最大の魔女狩りの継続」
だと主張自身にとって
「完全にばかげている」
と反発し、「激しい怒り」を招くと警鐘を鳴らした。
ドナルド・トランプ氏
は12日、ホワイトハウスで、テキサス州に向けて飛び立つ大統領専用ヘリ「マリーンワン」に乗り込む際、13日に予定されている下院での2度目となる弾劾訴追決議案の採決は
「政治史上最大の魔女狩りの継続」
だと主張自身にとって
「完全にばかげている」
と反発し、「激しい怒り」を招くと警鐘を鳴らした。
ただ、自身の支持者数千人に対し連邦議会議事堂に向けて行進するよう呼び掛けた先週の演説と、その直後に起きた議会占拠事件との関連性を否定したが、この発言は逆に支持派を扇動する効果がありそうだ。
ツイッターやフェイスブックなどのSNS大手では、トランプ氏が支持者の議会占拠を扇動する発言をしたとして同氏のアカウントを凍結した。
支持派の扇動を引き起こせ無くなったトランプ氏はSNS大手が「壊滅的な過ち」を犯したとも主張した。
支持派の扇動を引き起こせ無くなったトランプ氏はSNS大手が「壊滅的な過ち」を犯したとも主張した。
アラモでの演説ではさらに、民主党が
マイク・ペンス副大統領
に対し、これまで使われたことがほぼない合衆国憲法修正25条を発動しトランプ氏を免職とするよう求めていることについて、「私にとってのリスクはゼロだ」と表明し、ペンス氏がトランプ大統領の支援者であることを明らかにした。
一方、「この国にとって今はいやしの時であり、平和と平静の時だ」とも訴え、訴追を回避したい思惑を露呈しており、支離滅裂な思考が示された。
マイク・ペンス副大統領
に対し、これまで使われたことがほぼない合衆国憲法修正25条を発動しトランプ氏を免職とするよう求めていることについて、「私にとってのリスクはゼロだ」と表明し、ペンス氏がトランプ大統領の支援者であることを明らかにした。
一方、「この国にとって今はいやしの時であり、平和と平静の時だ」とも訴え、訴追を回避したい思惑を露呈しており、支離滅裂な思考が示された。