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2021年09月12日

胡散臭い中国人起業家 金をかき集めて蒸発


 BBCの報道によると、2010年代に世界的な話題となった香港「ニカラグア運河開発投資有限会社」の本社が入っているビルは夜逃げして空っぽになっていると伝えた。

 中国以外の国では、ニカラグア運河に関する報道において
   「チャイニーズ(中国人)」
という言葉が詐欺や略奪などネガティブな意味合いを持っています。

 中国「信威グループ」が受注した
   「ニカラグア運河」プロジェクト
は、500億米ドル(約5.5兆円)が投資されたといわれるが、中国の資本市場再編の動きの中で、度重なる
   債務不履行の公告
により6月1日には上場廃止となり、その責任者の王靖氏は投資された莫大な資金を持ち逃げし所在も不明となっている。

 巨額の投資資金に反し運河の全体工事で、わずか30人のみを雇い、10キロの道のりしか整備しておらず、こうした詐欺行為が摘発された後でも、中国共産党の公安部門の監視から逃れたのかあるいは意図的に逃したのか不明だが、中国政府の財政管理能力が世界から疑われる事態になっている。

 BBC4日の報道によると、北京政府が2012年に企業に海外進出を呼びかけた
   「一帯一路」
などの構想を打ち出し始めた頃、信威グループは香港に
   「ニカラグア運河開発投資有限会社」
を設立し、カリブ海(大西洋)と太平洋を結ぶ
   全長278キロの新運河の建設
に500億米ドルを投資すると主張して、ニカラグア政府と緊密に連絡を取り合うようになった。

 同プロジェクトは当時、世界から注目を集め、経済的・地政学的にもたらす影響は、運河そのものをはるかに超えた。
 類似のプロジェクト構想は過去に米国でも提案されたものの、
   技術的な問題
や熱帯雨林などの自然環境にダメージを与える可能性があり実現には至っていない。

 王靖氏とニカラグアのサンディニスタ民族解放戦線(FSLN)の指導者で反米左派の
   ダニエル・オルテガ大統領
が2014年に起工式を行い、この投資によって40万人の雇用機会を創出できると発表し、注目を集めた。

 王靖氏はニカラグア運河などの海外投資プロジェクトを通して
   中国A株市場
に株式を上場することに成功し、中国メディアの宣伝により、同社の株価は
   時価総額2000億元(約3.4兆円)
にまで上昇した。
 この株価の上昇で、ピーク時には王靖氏の純資産は
   102億米ドル(約1.12兆円)
に達していたと推定されるが、2016年にメディアの調査から、王靖氏と信威グループが財務報告書を改ざんしていたことを暴露し続けたため、5年後の2021年に上場廃止となった。

   
   
posted by まねきねこ at 06:43 | 愛知 ☁ | Comment(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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