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2021年10月02日

狂った企業論理


 繰り返される大企業のエゴか信用を失う不祥事が続いている。

 今度は三菱電機が鉄道車両向け空調機器などを巡る検査不正で揺れている。

 1日公表された調査委員会の報告書では
   自浄機能
の働かない内向きな組織風土を浮き彫りにした。

 7月の杉山武史前社長に続き、柵山正樹会長も引責辞任することで経営責任を明確化し、社内改革も急ぐ。
 ただ、社内からは「本当に生まれ変われるのか」との不安の声が漏れている。
 各地の拠点で不正発覚が相次ぐなど全容解明は遠く、信頼回復への展望は開けない。

 報告書が不正の原因として挙げたのは、顧客との契約を守ることよりも
   不正を隠そうとする「身内の論理」
を優先する体質であり、企業幹部の地位を上げてきた思考論理そのものが背景にあるのだろう。

 長崎製作所(長崎県時津町)と国内顧客企業の関係は歴史が長く、顧客企業は三菱電機の品質を信頼して具体的な試験方法は任せることが多かったという甘えも背景にある。

 最長35年もの間、不正が続いたのは、こうした信頼も単に形式的になってしまい何も言えない組織に変わり果てたのが問題だ、どこかの時点で試験項目の変更を言い出せば、「これまでの検査の不実施などを顧客に説明しなければならなくなると考え」隠蔽することを優先したことが上意下達の組織そのものの問題となる。



ひとこと

 成功体験がこうした問題の芽を放置する組織に変異していくことが問題となっている。
 プラズマパネルなどで莫大な損失を発生した企業も同じだ。


    
posted by まねきねこ at 02:00 | 愛知 ☀ | Comment(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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