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2021年10月12日

世代交代を促した形


 自民党の菅政権では幹事長派閥として権勢を振るった
   二階俊博前幹事長
が率いる二階派(47人)が岸田政権で党幹部への登用はなく状況が一変し苦境に立たされている。
 二階派内からは「しばらくは冷や飯だ」との声も漏れる。


 新内閣が発足した4日、経済安保相は岸田文雄首相肝いりの新設ポスト
   経済安全保障相
に就任した
   小林鷹之衆院議員(46)
は、当選3回で、所属する二階派の事務所に集まった同僚議員らの前でマイクを握り、 「先生方のご指導のおかげでいま私はこの立場に立っています」と深々と頭を下げた。
 なお、この人事は、岸田氏が政調会長時代に立ち上げた党の
   新国際秩序創造戦略本部(座長・甘利明幹事長)
で小林氏が事務局長を務めており、岸田、甘利両氏による派閥の力学とは関係のない「一本釣り」との見方が強い。

 もともと、二階派は1998年11月30日に政策科学研究所(中曽根派→渡辺派→旧渡辺派)から山崎拓グループが近未来政治研究会(山崎派)を結成して分離独立したため、派閥のオーナーであった中曽根康弘らが、派内の路線対立により清和会(三塚派)から離脱していた
   亀井静香グループ
と合流して、1999年3月18日に志帥会(しすいかい)を結成したことに始まる。
 この派閥の名称は初代事務総長の平沼赳夫が孟子の「志は気の帥なり」を由来として命名し、砂防会館に事務所が置かれている。
 通称は二階派(村上・亀井派→江藤・亀井派→亀井派→旧亀井派→伊吹派→二階派)と呼ばれている。
   
        
   
posted by まねきねこ at 01:00 | 愛知 ☀ | Comment(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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