中国国家統計局の発表によると、中国の製造現場は厳しい状況に置かれていることを示しています。
9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は
49.6(前月比−0.5)
に低下し市場予想値を大きく下回りました。
パンデミック以降、公式調査で製造業の活動縮小が確認されたのは今回が初めてとなる。
豪から石炭の輸入を禁止したことで火力発電所の稼働が制限され停電が工業地帯を中人に拡大したうえ、天然ガスや原油などエネルギーコストの高騰が製造業に打撃を与えたため、高エネルギー企業は操業することができなくなりつつある。
今年、中国の景気回復を牽引してきたのは、主に建設業と製造業だが電力供給不足は6月に始まり、状況は悪化傾向にある。
家庭や工場での停電は、直ちに中国の20以上の省に広がった。
国家電網公司は先日、「電力供給との厳しい戦いに全力で臨む」と表明した。