韓国忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)の韓国国防科学研究所(ADD)総合試験場では9月15日、反日政策を優先してきた
文在寅(ムン・ジェイン)大統領
が立ち会う中
多様な韓国型戦略兵器
を自画自賛して公開した。
核弾頭を搭載してはいないが北朝鮮の核使用を抑制できる戦力という点から潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)に最も注目が集まった。
水中の潜水艦から撃ったミサイルが水面を突き抜けて空に上る場面から、大型潜水艦の建造を目論見無外原子力推進式の潜水艦などの研究も行うなど、朝鮮半島の赤化統一を目論む左翼政権であり、日本への軍事侵攻なども想定した対応が日本の防衛上は必要となる。
中央日報は9月15日以降さまざまなルートを通じて
高威力弾道ミサイル
に対する情報を確認したと伝えた。
これまで韓国政府が関連事実を「軍事秘密」として隠したため諸元や形状はなかなか把握するのが難しかったものの、軍の開発予算確保の目論見もあるのか情報リークした可能性もある。
ADDは韓国型戦略兵器を公開した先月15日に高威力弾道ミサイルを発射。
ミサイルは350キロメートルを飛び済州島海上の標的に正確に当てたという。
当時台風が近づき海上の天候は風が激しく吹き波が高かったが高威力弾道ミサイルは目標に正確に当たった。
ミサイルの名称に高威力という単語を付けた理由として「戦術核に次ぐ威力」を持ったためという。
試験発射で高威力弾道ミサイルの弾頭重量は8〜9トンあったという。
米国やロシアの
大陸間弾道ミサイル(ICBM)
の弾頭重量は概ね1トン前後であり、北朝鮮が核兵器の小型化を目論んでおり、韓国の高威力弾道ミサイルに搭載したうえ日本を攻撃する可能性もある。
在韓米軍を意識して、高威力弾道ミサイルを開発した目的は北朝鮮の地下施設を打撃するためと主張しているのだろう。
北朝鮮の金日成が準備万端で始めた朝鮮戦争も釜山まで侵攻したが、仁川の上陸から形勢が逆転し、中国軍義勇兵の参戦で38度線まで再び押されて停戦が合意されてから、北朝鮮では全国土を要塞化し、主に花崗岩地帯に6000カ所以上の地下施設を建設したと言われている。
黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党秘書は平壌の地下300メートル地点に巨大な地下施設があり、有事の際に北朝鮮の指揮部がここに隠れることを明らかにした。
また、核・ミサイルなど大量破壊兵器(WMD)の生産・貯蔵も地下施設を活用する。
反日思考が強い韓国軍に核兵器をもたせれば日本が対抗措置として核兵器を保有するため、日本の軍備増強を抑制し続けてきた米軍としては認める事はできないため、核兵器を持てない韓国としては運動エネルギーに頼ったミサイルでバンカーや地下施設を破壊する兵器を開発したのだろう。
運動エネルギーは質量と速度に比例するため、ミサイルの威力を最大限に引き上げるには弾頭重量を増やさすため弾頭部には火薬は少しだけ入れ、大部分を重金属で満たしたと理由づけした。
ただし、核兵器を韓国が保有した場合、このミサイルの重量がある弾頭が核兵器に変えることが可能となる点が日本の防衛には懸念材料となる。
高威力弾道ミサイルは韓国が開発したミサイルのうち最も長く最も太いため落下速度はマッハ10に近く迎撃は不可能とも言える。
難易度はかなり高い。ADDは昨年5月に高威力弾道ミサイルを2発試験発射したが1発は不発だったため完成には近づいているといった段階であり、日本も対抗措置を考えることは急務であり、韓国の工作を受けているマスコミや与野党代議士はこうした動きを牽制する情報工作を仕掛けてくるだろう。