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2021年11月30日

思い通りには行かない


 韓国の国家情報院は先月28日、国会情報委員会に中国の丹東と北朝鮮の新義州(シンウィジュ)の列車運行が今月中に再開される可能性があると報告した。
 
 実際、今月初めには新義州と丹東をつなぐ鴨緑江(アムノッカン)鉄橋で列車が試験運行するような状況も確認されたが、オミクロン株の感染拡大によりまた動きが見えなくなっている。

 慶尚国立大のパク・ジョンチョル教授は現在、中朝国境地域情勢について「丹東近隣で新型コロナが発生したという話があり、貿易再開に相当な支障があったというのは事実」と話し「すべての準備が終わって今月中と予想されていた中朝鉄道貿易再開の動きも見えなくなり、北はしばらく守勢的になる可能性がある」と予想した。

 オミクロン株の影響は、文在寅政権が目論む
   終戦宣言
など対北朝鮮対話構想にも当然影響が強く及ぶとみられる。
 
 韓国政府は北朝鮮がまず中国と党対党の人的交流など首脳外交関係を回復した後、次の手続きとして米国との対話テーブルにも出てくる可能性があるとの淡い期待を表明していた。
 
 しかし現在では北朝鮮が孤立から抜け出す最初の段階となる中朝物資貿易の再開さえも難しくなっている。

 韓国政府が韓朝米中の終戦宣言の契機とみている来年2月の北京オリンピック(五輪)でも新型コロナ感染再拡大で危機を迎えた。
 
 オミクロンが香港にまで広がったことが確認されたことで、中華圏は緊張状態に陥っている。

 こうした流れが続けば北京五輪の参加人員が大幅に制限される可能性もある。
 
 選手団の五輪出場資格がすでに停止された北朝鮮が政府代表団を送る可能性はさらに低下するため赤化統一を目論み次期大統領選挙に権力の継続を狙う韓国左翼政権の成果にはならない。

 また、米国の同盟および友好国を中心に北京五輪「外交的ボイコット」を検討する雰囲気が広がる中、新たな変異株までが五輪を妨げる変数として浮上した。

 また文在寅大統領が先月のイタリア訪問でフランシスコ教皇に会って提案した教皇の訪朝構想も、変異株が拡大する状況では難しくなった。
  

  
posted by まねきねこ at 06:20 | 愛知 ☀ | Comment(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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