米国フォード・モーターは急成長する電気自動車(EV)事業を従来のエンジン車事業から切り離す。
これは創業118年の同社にとって歴史的な組織再編となる。
新設部門「フォード・モデルe」は同社のEV展開を拡充する。
このほか、ソフトウエアやコネクテッドカー(つながる車)技術、サービスの開発を全社向けに行う。
一方で、エンジン車に注力する部門「フォード・ブルー」はコスト削減と事業の簡素化に努める。
このほか、ソフトウエアやコネクテッドカー(つながる車)技術、サービスの開発を全社向けに行う。
一方で、エンジン車に注力する部門「フォード・ブルー」はコスト削減と事業の簡素化に努める。
ジム・ファーリー最高経営責任者(CEO)は2日、フォードの野心的目標は「真に優れ、世界を変えるような企業に再びなることであり、それには経営資源の集中が必要だ」と説明した。
同社は2026年までに年間200万台のEV生産を実現できるよう計画している。
24年までに60万台という従来目標からペースを大きく引き上げた。
調整後EBIT(利払い・税引き前利益)については、26年までに10%との目標を掲げた。
なお、今年は最高8%を見込んでいる。
24年までに60万台という従来目標からペースを大きく引き上げた。
調整後EBIT(利払い・税引き前利益)については、26年までに10%との目標を掲げた。
なお、今年は最高8%を見込んでいる。