JPモルガン・チェースのストラテジストの
ジェイ・バリー
ジェイソン・ハンター
両氏は2日の取引終了後に顧客向けリポートで米国債利回りが上昇する前、米国債は「極度の買われ過ぎ領域」に達したと指摘した。
ジェイ・バリー
ジェイソン・ハンター
両氏は2日の取引終了後に顧客向けリポートで米国債利回りが上昇する前、米国債は「極度の買われ過ぎ領域」に達したと指摘した。
JPモルガンの見方は、米10年債先物のプット・コールオプションの価格などを考慮したモデルを踏まえたもの。
このモデルは標準偏差の指標であるZスコアに基づいている。
このモデルは標準偏差の指標であるZスコアに基づいている。
今のところ、市場は予想されていた抵抗水準に加え、極度の買われ過ぎ領域に入ったばかりの当社のプット・コール・レシオZスコア指標の動きに反応しているようだと指摘した。
質への逃避を主因とするこうした買われ過ぎ領域への動きが、「ここ数日に見られる流動性低下や大幅な価格変動」につながったという。
利回りが適正価値モデルから乖離(かいり)している度合いを測る米国債流動性指数は、先週に達した約1年ぶり高水準付近にとどまっている。


