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2022年03月30日

ウクライナにおける安全保障の確約得られる場合のみ停戦が可能


 ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は、イスタンブールで行っているロシアとの交渉では、人道的な問題を解決するための停戦と安全保障面の保証が話し合われていると語った。

 ウクライナの安全保障について国際的な確約が得られる場合にのみ「われわれは戦争を終わらせることができる」と述べた。

  
ひとこと
 
 ロシア軍がウクライナの領土から完全撤退するのが条件になるだろう。
 それ以外はほとんど意味がないため、単なる兵站線の意地のための時間稼ぎだろう。
 
 戦時食料が10年前に期限を過ぎたものがロシア軍で支給されている状況から見れば、厭戦気分がロシア軍内部でも広がっており、将軍も6名が狙撃され死亡している。

 ソ連時代のKGB(国家保安委員会)の流れを汲むFSB(連邦保安庁)やFSBの傘下にあるFPS(国境警備庁)などプーチン系統の権力基盤の広がりから「ロシアにおけるKGBの復活」が囁かれており、ロシア軍中枢が戦略的にロシアに侵攻したものではなく、プーチン支持派による計画性の乏しい軍事侵攻であり、ウクライナによる強硬な抵抗で兵站線維持ができておらず自壊の危機にあるともいえる。
 


 
posted by まねきねこ at 19:18 | 愛知 ☁ | Comment(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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