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2022年07月21日

ドル建て中国ジャンク債は暴落底値を徘徊


 中国のドル建てジャンク(投機的格付け)債は同日、3月に付けた過去最安値付近で推移している。

 中国の不動産危機が一段と深刻化し、開発会社のみならず、サプライヤー企業や銀行をも巻き込みつつある。
 世界2位の経済大国が抱える住宅問題に歯止めが利かなくなるリスクが浮上しており注目だ。

 不動産会社が主な発行体となっている中国の高利回りドル建て債の価格は午前の取引でほぼ変わらずで引けた。

 中国不動産セクターに連動するブルームバーグの指数は19日、1.8%下げ額面1ドルに対し57セントと、4カ月前に付けた最安値に迫った。
 
 
ひとこと
 
 習近平政権には大きな打撃になりかねない事態だろう。
 権力意欲が強い中国政治では中国国内の反発から動乱に至る流れが常に存在し、力で押さえつける歴史も見られる。
 毛沢東時代には文化大革命で紅衛兵を多用して反対派等を力でねじ伏せ黙らせたが、最後は、暴れまくる紅衛兵も皆殺しにしている手法と同じことが起きそうだ。
 
 共産主義政権は旧ソ連も同じでロシア革命時の暴徒も反逆罪等の名のもとに多くが暴力で虚偽の自白を強要したまま即時銃殺され粛清がスターリンによって実行されたことも周知のことだ。
 
 自由や平和などと主張しても、本質は権力を持った共産主義の政権中枢の保身でしかなく、他のものは単なる部品でしかない。
 
   
posted by まねきねこ at 05:58 | 愛知 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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