石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は、12月4日の会合でより大幅な供給削減を検討する見通し。
世界的に石油市場が軟化していることが背景にあるという。
世界的に石油市場が軟化していることが背景にあるという。
OPECプラスは先月、日量200万バレルの減産を発表し、市場関係者を驚かせるとともにバイデン米大統領の激しい非難を招いた。
それでも、これ以降にロンドン市場で取引される原油価格は1バレル=80ドルに向かって下落している。
また、新型コロナウイルスを巡る中国の状況悪化もあり、年初からの上昇の大部分を解消した。
それでも、これ以降にロンドン市場で取引される原油価格は1バレル=80ドルに向かって下落している。
また、新型コロナウイルスを巡る中国の状況悪化もあり、年初からの上昇の大部分を解消した。
今週に入るまでOPECプラス参加国の代表らは、先月の減産の影響を見極めるため今回は様子見だろうと述べていたが今や、追加減産もあり得ると話しているという。
ただ、OPECプラス内での正式な議論はまだ始まっていない。
ただ、OPECプラス内での正式な議論はまだ始まっていない。
次回会合を約1週間後に控え、サウジアラビアは既に異例なほど明確なシグナルを市場に発している。
同国のアブドルアジズ・エネルギー相は先週、需給均衡に必要であればOPECプラスは供給を追加削減することにより「介入する用意」があると語った。
同国のアブドルアジズ・エネルギー相は先週、需給均衡に必要であればOPECプラスは供給を追加削減することにより「介入する用意」があると語った。