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2024年01月29日

ECB労組の職員調査で過半数がラガルド総裁の仕事ぶりを酷評

 欧州中央銀行(ECB)総裁として8年間の任期の折り返し地点に達した
   ラガルド総裁
が職員らが加盟する労組IPSOが実施した調査結果を要約した文書で
   職員の不評
を買っている様子が明らかになった。
 この12月に実施した調査では過半数をやや上回る回答者がラガルド総裁の仕事ぶりを「ひどい」または「極めてひどい」と評価したとの調査内容をポリティコなどが報道した。
 
 さらに、53%強は、ラガルド氏は現時点でECB総裁に適任ではないと回答した。 
 
 IPSOによると、この結果は、ドラギ前総裁やその前のトリシェ元総裁に比べ著しく悪いものだ。
 ドラギ、トリシェ両氏に対しても任期の同じような時点で労組が職員に調査したものの、いずれも全般的に好意的な評価を得ていた。

 「調査は多様性を巡る政策など、ECB内部の問題について回答者に不満が広がっていることを明らかにしている」と文書で指摘した。
 
 ラガルド総裁が「金融政策とは関係のない事項にあまりに多くの時間を費やし、政治的な領域に踏み込むことがあまりに多い」と職員の多くが批判したという。

  この調査はECBに勤務する職員や研修員5000人余りの4分の1足らずに当たる1159人から回答を得たという。
 ECBでは調査に「不備がある」と反論し、「同一人物が複数回答えた可能性もある様子だ」と報道担当者が述べた。
 IPSOもその可能性を認めつつ、全体的な結果には自信を示した。
   

ひとこと
 フランス経済・財政相からIMF専務理事に転じた
   ドミニク・ストロス=カーン
が2011年5月に性的暴行容疑で逮捕・起訴されIMF専務理事を辞任した。
 このため、その後継となった...

   
posted by まねきねこ at 00:00 | 愛知 | Comment(0) | TrackBack(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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