今年11月に行われる米大統領選挙の共和党候補者に指名される可能性が高まっているトランプ前大統領は2日、大統領に返り咲く場合にはパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長を再び指名することはないだろうと言明した。
パウエル氏は金利を引き下げ、バイデン大統領の再選を助けようとしていると主張した。
パウエル氏は金利を引き下げ、バイデン大統領の再選を助けようとしていると主張した。
トランプ氏はFOXビジネスとのインタビューでパウエルFRB議長を続投させるつもりかを問われ、「そうはしない」と答えた。
「パウエル氏が金利を引き下げるなら、民主党を支援するため何かをするだろうと思う」とトランプ氏は発言。
バイデン政権下で経済が悪い状況にあるならなぜ株式市場は好調なのかという質問には、 トレーダーは自分のホワイトハウス復帰を楽観しているからだと主張した。
また、「それは自分が勝利するとトレーダーが考えているからだ」と語った。
ひとこと
米国の政治的揺らぎは内部対立を増加させる動きだが、日本が第二次世界大戦の破線に伴い欧米の利権網に絡まれてしまった状況を打破するチャンスでもある。
ただ、こうした好機を利用できない与野党政治家の資質の欠落が一番の問題だ。