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2024年02月17日

日本の欧米投資 高まるディストレスへの対応ができていない

 オフィス需要の減少や、パンデミック期の熱狂の中でピーク価格で買われたアパートなど、新型コロナに起因する苦境は、借り入れコストの大幅な上昇によって悪化している。

 「MSCI」(「モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル」の頭文字に由来)によると、昨年12月現在、米国不動産のうち不良資産化したオフィスが占める割合は41%で、その額は
   860億ドル近い
と指摘した。
 MSCIによると、現時点で資産の財務状況が悪化している
   潜在的ディストレスト物件
は、全ての不動産タイプで約2350億ドルに達していると試算している。

 アパートはそのリストの上位にあり、670億ドル以上が潜在的ディストレス状態にある。
 その金額の30%以上は過去3年間、多くの場合が
   ピーク価格で購入された建物
に関連している。

 アパートの大家が直面している問題は、スペース過剰のオフィスオーナーとはかなり異なっているという。

 米国の大半の都市で住宅は今でも不足している。
 このセクターの苦境は、主に
   借り入れコストの高騰
に起因している。
 21年の低金利時代に投資家が市場に殺到した後、借り換えが必要になった矢先、金利急上昇が建物の価値を低下させた。
 デベロッパーがここ数世代で最速のペースでアパートを建設した。
 このため、賃料はそれ以来横ばいとなっている。

 一部の金融機関は既に、不動産に付随する
   ローンポートフォリオ
の売却をひそかに試みているようだ。
 こうしたローン債券を叩いて買う米国の投資銀行と比べ、日本の不動産会社や金融機関の購入姿勢は甘く、鴨ねぎの買い手であり、高値でリスクを購入する愚かさばかりが広がっている。
 
   
posted by まねきねこ at 04:00 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム・つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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