1−3月(第1四半期)の米国非農業部門の労働生産性指数は前期比年率0.3%上昇伸びが減速したため、単位労働コストは1年ぶりの大幅な伸びを示した。
インフレ高止まりのリスクが大きくなる可能性がある。
昨年10−12月(第4四半期)は3.5%上昇(従来発表値3.2%上昇、発表元の修正後に3.3%上昇)
単位労働コストは4.7%上昇、市場予想は4.0%上昇だった。
単位労働コストは2023年後半はほぼ横ばいが続いた。
ここ数年は第1四半期に大きく上昇することが多い。
ここ数年は第1四半期に大きく上昇することが多い。
労働生産性のデータはかなり変動が大きいが、減速が続けば
インフレとの闘い
を続ける米金融当局にとって新たなハードルとなる。
インフレとの闘い
を続ける米金融当局にとって新たなハードルとなる。
1−3月は生産が前期比1.3%上昇した。
マイナスとなった2022年4−6月(第2四半期)以来の低い伸びにとどまった。
労働投入量は1%上昇した。その結果、時間当たり報酬は5%上昇と、約1年ぶりの大幅な伸びとなった。
マイナスとなった2022年4−6月(第2四半期)以来の低い伸びにとどまった。
労働投入量は1%上昇した。その結果、時間当たり報酬は5%上昇と、約1年ぶりの大幅な伸びとなった。
発表元の労働統計局は先週、過去5年間にわたる四半期・年間ベースの労働生産性関連のデータを修正した。