イランの最高指導者を選出、罷免する権限がある
専門家会議(定数88、任期8年)
は21日、3月の改選を受けて初の会合を開催した。
会合では保守強硬派のモハンマドアリ・モバヘディケルマニ師(93)を議長に選んだとイラン国営通信が伝えた。
なお、この議長任期は2年という。
最高指導者ハメネイ師の有力後継者と目されてきた保守強硬派の
ライシ大統領
がヘリコプター墜落事故で死亡し、専門家会議の動向に注目が集まっている。
同会議は3月1日の選挙後も保守強硬派路線を維持しておりモバヘディケルマニ師はハメネイ師に近い人物だ。