先週(6月8日終了週)の新規失業保険申請件数は
24万2000件
と前週比1万3000件増加し、およそ9カ月ぶりの高水準となった。
なお、エコノミスト予想値は22万5000件、前週は22万9000件だった。
新規失業保険申請件数は、季節調整前ベースでは3万8530件増の23万4707件だった。
カリフォルニア州での大幅増加が影響し、カリフォルニア州以外では、ペンシルベニアとミネソタで大きく増えた。
失業保険の継続受給者数は6月1日終了週に前週比3万人増の182万人となった。
より変動の少ない失業保険申請の4週移動平均は22万7000件と、昨年9月以来の高水準となった。
週次データは祝日前後に変動が大きくなる傾向がある。
なお、継続受給者数の調査期間だった6月1日終了週にはメモリアルデーの祝日が含まれていたことも影響した。