米株式市場では26日、日用品・工業品メーカーの3Mが急伸し、約36年ぶりの大幅高となった。
ビル・ブラウン最高経営責任者(CEO)が事業の再活性化を図る下、同社は通期の利益見通しを引き上げた。
巨額の訴訟関連費用を抱える3Mでは、ヘルスケア製品部門をスピンオフし、5月1日にCEOに就任したブラウン氏は、規模が小さくなった同社を引き継いだ。
巨額の訴訟関連費用を抱える3Mでは、ヘルスケア製品部門をスピンオフし、5月1日にCEOに就任したブラウン氏は、規模が小さくなった同社を引き継いだ。
26日の発表によると、2024年通期の調整後利益は1株当たり7−7.30ドルになる見通し。
レンジの下限を引き上げたことで、予想中央値は7.15ドルと、従来見通しから10セントの上方修正となった。
レンジの下限を引き上げたことで、予想中央値は7.15ドルと、従来見通しから10セントの上方修正となった。
4−6月(第2四半期)の調整後利益は1株当たり1.93ドル。アナリスト予想は同1.68ドルだったが、比較可能かどうかはまだ不明。
純売上高は62億6000万ドル(約9600億円)で、市場予想を上回った。
純売上高は62億6000万ドル(約9600億円)で、市場予想を上回った。