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2024年08月01日

政府・日銀の為替介入は意識すら出来ない少額 29日までの1カ月間でたった5兆5348億円

 財務省は31日、6月27日−7月29日の為替介入額が5兆5348億円だったと発表した。日米金利差を主因に円安の流れが止まらない中、政府・日本銀行が4−5月に続いて介入を実施していたことが示された。

 日銀の当座預金残高見通しと短資会社の予想に基づくと、米消費者物価指数(CPI)発表後の11日夜に円が1ドル=161円台後半から157円台前半まで急騰した局面で3.5兆円、12日の円急伸場面で2.1兆円と、計5.6兆円規模の円買い介入が実施された可能性が高いとみられていた。

 今回の介入総額はほぼ市場の予測通りだった。米指標を受けて円高が進む局面での円買い介入は、従来見られなかった介入手法と受け止められており、その費用対効果を測る上で介入の規模を市場は注視していた。

  
ひとこと
 1月で10円以上円安となり、この間の輸入物価の上昇で流出した資金を考えれば少額でほとんど効果なしどころか、大きな痛手を受けたと捉えるべき惨状だ。

  
posted by まねきねこ at 07:57 | 愛知 | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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