ティコが9日、西側諸国は、ウクライナ軍がこれら諸国が提供した武器をロシア領での攻勢に使うことを許可していると報じた。
記事には、米国だけでなく、これまでロシアの首脳プーチン氏を挑発する好意に消極的だったドイツも、提供した武器の仕様にゴーサインを出していると書かれた。
ドイツ外務省は、声明にてポリティコに、「ウクライナは、国際法に記載された自衛権を有している。それは、自国領に限定されない」と伝えている。
ウクライナが攻勢作戦にてドイツが提供した武器を使用していることを示す証拠が多く出てきている。
8日、ドイツのビルト紙は、監視カメラの映像をもとに、ウクライナ軍がロシア領でドイツの
歩兵戦闘車「マルダー」
で移動していると伝えた。
ドイツ議会防衛委員会委員長のマルクス・ファーバー氏は、ウクライナは
独製主力戦車「レオパルト2」
を含め、「与えられた全ての物」を攻勢に自由に使うことができると発言した。