米国の雇用統計で、先週の新規失業保険申請件数は前週から減少した。
7月の雇用統計が弱い内容となったことを受けて労働市場の沈静化ペースが速過ぎるとの懸念が一部で出ていたが、今回の失業保険統計はそうした懸念の緩和につながる可能性がある。
8月3日終了週の新規失業保険申請件数は
23万3000件(前週比ー1万7000件)
23万3000件(前週比ー1万7000件)
と事前調査のエコノミスト予想値は24万件より低い数値となった。
なお、前週は25万件(速報値24万9000件)に修正された。
失業保険の継続受給者数は7月27日終了週に小幅に増加し187万5000人だった。