ニューヨーク・タイムズ(NYT 米紙)とシエナ・カレッジの世論調査によると、ハリス副大統領は激戦3州の投票に行く見込みの有権者の支持率で、共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏をいずれも4ポイントリードしていると報道した。(関連情報)
世論調査は8月5日から9日にかけて実施された登録有権者1973人を対象としたもので、ウィスコンシン、ペンシルバニア、ミシガンの3州の投票に行く見込みの有権者の50%がハリス氏を支持した。また、トランプ氏は各州で46%の支持を得た。
今回の数字は民主党の大統領選キャンペーンの勢いに弾みをつける結果となるものだ。
ハリス氏と副大統領候補であるワルツ・ミネソタ州知事は、11月の選挙で勝敗を分ける可能性のある激戦州を回る遊説を終えたばかり。
ハリス氏と副大統領候補であるワルツ・ミネソタ州知事は、11月の選挙で勝敗を分ける可能性のある激戦州を回る遊説を終えたばかり。
一方、経済政策運営の手腕に関しては、トランプ氏の支持率はウィスコンシン州とペンシルベニア州で52%と、ハリス氏の46%にリード。ミシガン州ではトランプ氏が51%に対しハリス氏は45%にとどまった。
移民問題ではトランプ氏が支持率でリードした半面、民主主義と妊娠中絶の権利ではハリス氏への支持が優勢となった。
3州での誤差率は、全登録有権者でプラスマイナス2.5ポイント、投票に行く見込みの有権者でプラスマイナス2.6ポイントだった。