欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーの
ブイチッチ・クロアチア国立銀行(中銀)総裁
は、米カンザスシティー地区連銀が年次シンポジウムを主催するワイオミング州ジャクソンホールでメディとのインタビューに応じ、「インフレ率は2025年に2%まで低下するというわれわれの予測にデータが沿っている限り、金融政策の引き締めを漸進的に緩和できるとの確信は強まる」と述べ、「しかし引き続き慎重に、また一段と緩やかに動くべきだ」と続けた。
同氏は投資家の間で広く想定されている9月利下げは可能との見方を示唆した。
は、米カンザスシティー地区連銀が年次シンポジウムを主催するワイオミング州ジャクソンホールでメディとのインタビューに応じ、「インフレ率は2025年に2%まで低下するというわれわれの予測にデータが沿っている限り、金融政策の引き締めを漸進的に緩和できるとの確信は強まる」と述べ、「しかし引き続き慎重に、また一段と緩やかに動くべきだ」と続けた。
同氏は投資家の間で広く想定されている9月利下げは可能との見方を示唆した。
また、「次回会合までにまだ幾つかデータの発表が残っている」と述べた上で、「しかしこれまでのところ、われわれの見通しや予想という点について、データに大きなサプライズは見られない」と指摘した。
ユーロ圏経済については「過度に懸念する根拠は見当たらない」として、「現段階でリセッション(景気後退)のリスクは見込んでいない」と述べた。